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ホテルで夜遅くに応対してくれたのは外国人スタッフだった。彼は上司に厳しい口調で注意されたりもしていたが、彼と私は笑顔でチェックインのやり取りをした。浴室が予約式だった。延長して、電話がかかってくる。旅が楽しいのと、ヨーロッパ生活で遅延慣れしたのか、そのストレスは特にはなく、部屋で待っていた。
朝食の時間に目覚めて、一人で食べた。ほとんどが家族とかだった。
しんめいさんとの待ち合わせポイントまで、一時間ほど歩いて行く。カフェがあるのを見つけて、明日の朝はカフェにしようかな、などと思っていた。寺の庭は犬の散歩でも入れる様な感じで、自由だった。ヨーロッパ土産を買い忘れた従姉妹へのお土産を買った。無くなった日焼け止めをドラッグストアで買った。そこにトイレがあった。外国人観光客で沢山のドラッグストアだった。
シャッターばかりだけれど味のある商店街の先に待ち合わせポイントがあった。しんめいさんの愛車は黄色で、すぐにわかる。乗せてもらうと、何かの欠けらがあって「汚くてすみません」と言われた。愛車という安心感のある車だった。何の本を読むかの話などをした。その時バタイユと言った。
しんめいさんの先生の家は山のすぐ側にあって、前には畑が広がっていた。ジャンベを持つのを手伝った。
そこからの出来事はほとんどこの動画に記録されているのではないかと思う。
奥さんが、とても綺麗で美味しい素麺を出してくれた。
先生の本は、棚には入りきらなくて床に積み上がっている。
しかし、途中で合流した野口さん達はこれを食べられなかったので、皆で中華を食べに行き、私は桃まんをそこで頼んだ。店員さんの名前を覚えたんだけれど、もう忘れてしまった。眼鏡をかけた、古風な少年の雰囲気のある人だ。
そこで、鋭く質問をした人に、一円玉をプレゼントされた。傷だらけになって無用になってしまった一円玉だった。旅で拾ったのだという。珍しいけど、いらないのだろう。プレゼントにたしかにちょうど良い。
しんめいさんはお店まで来たのに結局リモート会議をしていた。そして、別れ、車の中で野口さんと電話で“能登で会おう”と話していた。しんめいさんの声は電波が悪いというよりは小さかった。
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