ゆれる木

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ゆれる木

散歩のレシピ 散歩会を開催します(TwitterやInstagramから告知・アーカイブを見れます)

最近の記事

9/24

これをまず探してみた。 大学の中に附属小学校がある。 小さな椅子がある。 木のはみ出しに合わせて壁がズレる。 蚊に刺される。 建物は地下に伸びる。 開かない楽器を運ぶための扉。 神輿が置かれている。 ここにも何かがある。 レンガが放置されている。 壁にモルタルの跡がある。 手作りの地蔵がある。 雑誌を捨てるところに、たまに漫画がある 骨が出てくる噂のある場所。 また、何かのオブジェ 川の跡 ここは動物園の隣だ。 上野動物園(正式名は東京都恩賜

    • 9/23

      石川さんと散歩のデモ。見つけたものを写真に撮る。 建て替えられていくTシャツ屋さん。 川のところにホームレスのおじさんがいる。 アゲハ蝶が落ちていて、羽が折れていた。道の脇の木の下に止まらせたけれど、心配している。 ランナーが皇居の周りを走る。 地下の道をあえて歩いて郵便局まで行ってみる。 昔、柱のあった位置。隈研吾。 ここのショッピングモールは長居すると買い物をしたくなる。耳付きの帽子だけ少し安い帽子屋がある。 この場所を見つけ出した。石川さんの実家の手拭い

      • 9/14

        朝は早めに起きたのだけれど、12時頃は混むので13時に、という連絡よりも先に家を出てしまった。ぐるぐる食堂はとても明るい雰囲気があって、店の前にも何人かいる。名簿に名前を書く。"コトナ"という言葉。中間で、誰もが自分のことを決める自由があり、色んな人を迎え入れている。上原さんはそこで三角巾の代わりに帽子を被りながらボランティアをしていた。待つためのベンチに座り、その前にいる人たちに挨拶をした。部屋の中にあるコマを作った、ボランティアをしている男性、車椅子に乗っている男性。暫く

        • 9/12

          白楽で待ち合わせ。私の髪はだいぶ短くなっていたのだけれど、彼女はすぐに私を見つけてくれた。はるかちゃんは前に着ていたのと同じTシャツだった。商店街が残っていることに驚き、自転車に乗った男の子の絵を指差して面白いと言う。いつでも閉店セールのフィギュア屋さん。透明なケースとビニールに包まれて、店主も奥にいるのだけれど気配だけ。手作りのガチャガチャ。魚屋の匂い。居酒屋の側の古着屋。店は24時までのところも多く、線路を渡ると坂の多い住宅地。そこを独り言を言いながら歩くお爺さんがいて、

          9/9

          鶴見川で待ち合わせ。私と楓君は遠藤さんのいる鶴見川へ向かった。4月にひかるちゃんと楓君と散歩をしていると、ふいに三味線の音が聴こえてきて、声をかけたのが遠藤さんだ。遠藤さんは「少しそれもありますね」というような表現でそのことを嬉しいと言ってくれた。その日楓君はバイト先の廃棄のケーキを持って来てくれていて、就活のために髪の毛を短くしていた。今日は私の髪の毛が短く、楓君はケーキを持っていなかった。私はガッカリしたのだけれど、就活が上手く行ったことがそこからわかったので、その点に関

          9/2

          急遽、9月の散歩会についてのミーティングが入る。そして、そこから歩いて行ける距離に丁度アルミーナという、パレスチナ料理の店があるため、食べに行った。ここはイスラエル国籍のパレスチナ人のシェフの店だ。シェフがコーヒーを運んだ時に思わず「可愛い!」と声を上げると、シェフはニッコリとした。入り口にはベリーダンスの写真もあって、ペルシャ料理をある日食べに行った時のことをぼんやりと思い出した。あれは四年生の冬だった。確固たる関係にない友達と食べに行ったな。シェフの腕には"SAVE GA

          谷保のリサーチ*随時更新*

          ぐるぐる食堂 コトナハウス(国立市富士見台1の8の38) 毎月第1日曜と第3日曜 おとな300円 *9月15日 上原さんの生態系の話はとても面白く、沢山の示唆を与えてくれた。彼が子ども食堂のボランティアとなったきっかけも、利用者としての経験から繋がっていて、この町の出身として谷保の自然の中を遊んだ経験が彼の在来種/外来種へ向ける眼差しとなっていた。彼は蛙を家で三匹飼っていて、在来種も外来種も飼っていた。外来種の水草が、青々と茂って用水路を揺蕩っていた。それはやはり強さとか美

          谷保のリサーチ*随時更新*

          空港キャンプ

          歴史館でとったメモの書き起こし。

          空港キャンプ

          8/28

          大切なところだけ。 国立のクナーファ屋さんへ行った。しかし、谷保駅から行くことにした。谷保駅に着いた時、真っ先に良い所だな、と思えた。真っ先に目に飛び込んだのは子供服のリサイクルショップ、次に民族料理。そして商店街が残っていた。 クナーファ屋さんに着くと、顔を伺われた。どこかで会った人ではないかと、彼は見ているのだ。店は入れ替わり立ち替わり、一人で来る人は次の人が来ると席を立って去って行った。 この店の良いところはまず、キッチンとカウンターの距離が近くて、店員の彼がクナ

          8/18

          覚えていたいことだけ。一年に一回くらい、偶然に会う人がいるんだけれど、互いに名前で呼ばない。多分名前を忘れてしまう。でも顔を見る度に「あ」という顔をしてくれる。ヒダ君という名字だ。今思い出した。会う度に服のテイストが変わっている(でも私もか) ヒダ君はオレンジのTシャツを着ていた。心とか生活が暗いからせめてもの明るい服を着ているらしい。私もおんなじだよ、こんなことになっちゃう。と言って私は指輪だらけの指を見せた。それは原宿の方で一万円で売りつけられたTシャツだという。カモに

          8/17

          トークの間、後ろに若い時の先生が黄緑のシャツを着て、パーマをかけてずっと映っていた。「アウラ」だと思ったからその写真は撮らなかった。映像がとても上手くて、誰が撮ったのか気になったのだけれど、もうカタギに戻った人だと説明されて、その人の名前は聞かされなかった。「フライヤー、見た?」と言われた。人だかりであまり見なかった。先生の昔作ったのが混ざっていて恥ずかしいらしい。見たいけど、見つけなかった。 「高木くんって、会ったことある?」と言われ、先生の後ろにひょこっといる人の顔を見

          8/16

          それからの出来事は書き出すだけにしよう。日記に書きたいことが詰まって来た。野口さんの突然の思いつきで蛸薬師へ行った。入り口は湿っていて、蛸の神様がきちんといる様な気がした。100円の御神籤は、大吉が出る様な気がしたから引いた。するとやはり出た。もう一人も大吉だった。「人の願い事は見ちゃいけないんですよ。」彼とが一番距離の近い話ができた気がする。実家で飼っている動物の話とか。ミッフィーちゃんのガチャガチャでも欲しいものが当たる。ゲリラタコ神輿。海外の観光客の方が参加してくれた。

          8/16

          ホテルで夜遅くに応対してくれたのは外国人スタッフだった。彼は上司に厳しい口調で注意されたりもしていたが、彼と私は笑顔でチェックインのやり取りをした。浴室が予約式だった。延長して、電話がかかってくる。旅が楽しいのと、ヨーロッパ生活で遅延慣れしたのか、そのストレスは特にはなく、部屋で待っていた。 朝食の時間に目覚めて、一人で食べた。ほとんどが家族とかだった。 しんめいさんとの待ち合わせポイントまで、一時間ほど歩いて行く。カフェがあるのを見つけて、明日の朝はカフェにしようかな、

          空港キャンプ

          空と大地の歴史館を訪ねる。入口らしいところにはヘリコプターのようなオブジェがあった。成田空港ができた時代というのは、プロペラからジェット機の時代だったという話を館内で聞いた。“成田空港地域共生・共栄会議”という施設も近くにある様だった。 一番最初に展示された写真は昭和41年の航空写真の上に成田空港の敷地図を重ねたものだった。個人的にはとても象徴的に感じる。 学生闘争、冷戦、ベトナム戦争、新左翼、そういった歴史もまた展示されている。行政から届く文書はワープロだが、市民からの

          空港キャンプ

          8/15

          陸奥賢さんの七墓巡りに合流する。その前に、タコ神輿体験みたいなものをしている。参加者の中に作家をしているという、この近くの出身の方がいて、彼女の話を聞いたりなんかして歩いて行く。野口さんは陸奥さんによく質問していた。私が覚えているのは、秋葉原のような場所があり、メイドみたいな格好をした女の子がビラを配ったり客引きをしたりしていて、そこはその前は電気関係の様々な店のある商店街のようになっていたことだった。さらにその前は死に纏わる場所であった訳だが、その痕跡は殆ど目には見えず、体

          空港キャンプ

          夜に眠れないので人と電話をしていた。そして声の小さな人と話したところで、眠りについた。その人はおやすみなさいと言ったのに電話を切らなかったので目が覚めるまでは繋がっていた。起きたのは5時半などの早朝だった。恐らく強い雨の音で覚めたのだ。3時間ほど繋がっていた電話を切り、そしてiPhoneのアラートが鳴った。6時になる頃には下の階から水を使う生活音が聞こえていた。何度も鳴るアラート。それから、台風の影響が想像より大きい気がして不安で情報収集をしていた。多摩川が氾濫しかけている、

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