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はるかちゃんはまた私のことを気配だけで気づく。遅れるかも、と言って早く来る。一人一人の名前を呼びたいって彼女は言った。ポストコロニアルな詩についての話をした。
互いの家族について、話せることを話してみた。苦しい。
彼女は自らを“マジョリティ”と言える勇気を持っていた。
彼女にも好きなZINEがある。色んな話をしたけれど、結構忘れてしまって、次の日の講評会では何も答えられない。でも、何故今紙なのか?と言われた時に、親密さや身体性が散歩会にはあって、それと紙であることは関連があると言ったことはあながち…正しいんじゃないかと思ってる。
また話そうね、とはるかちゃんは私との時間を楽しんでくれている。また会おうね、嬉しい。
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