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「ふん、おもしれー男」

 おもしれー男になりたい。
 今までありとあらゆる女性にモテてきたイケメン御曹司からそう呟かれたい。いや、御曹司に限らず誰しもからそう思われたい。自己肯定感を外注しないのは最も有益なライフハックの1つだが、承認欲求が存在する以上は仕方ない。街を歩けばすれ違う誰もに「ふん、おもしれー男」と言ってもらうためには、どうすればいいのだろう。

 ここでいう「おもしれー」、つまり面白さはfunnyでもありinterestingでもある。僕の人生における最終目標は、双方の面を兼ね備えたおもしれー大谷翔平であるといって過言ではない。

これはうめーカレー



 funnyな面白さ、これはもう実践あるのみだろう。笑いが生まれるには、笑う人と笑わせる人の両者が必要だ。いくらお笑い動画を漁っていても人を笑わせる事はできない。オンラインかオフラインかは問わず、他者とコミュニケーションをとりまくって磨き上げるしかないように思う。
 自分で言うのも何だが、割と周囲から「面白いね」と言われてきた少年時代だった。相手に合わせて笑わせ方を多少変えて、コミュニケーションを円滑に図ってきたように思う。人と話すのが決して好きな訳ではないが、今後も実践を重ねていこうと思う。

これはダイソーのおもしれーゲーム


 問題はinterestingな面白さの方だ。つまり「興味深い」と他者から思われたい、こちらが本筋である。興味深いにも色々あるが、ニッチな知識、幅広い趣味、人間としての奥深さ、言語化するとするならこの辺りに強くなりたい。これは一筋縄ではいかない。まず何をしよう。
第一に思い浮かぶのは読書だ。物凄くありきたりだが。本を読む事は、語彙力、想像力、知識量など脳の色んな部分を向上させる。分かっているのだ、しかし中々手が伸びない。読書は決して嫌いではないのだが、ついつい自分の興味のあるものばかり読んでしまう。それも悪くはないと思うが、自身の面白さを追求するならこれではいけないとつくづく思う。今年から毎月2冊をノルマにしてみよう。

大量の本に失禁しかけの僕


 第二はなんだろう、興味深い人と接する事だろうか。僕は、店主の話を聞いてる時間がすげー好きだ。好きなものについて話している人ってなんであんなに素敵なんだろう。それに加え、大抵のお店の店主は人生に紆余曲折ある。すげー偏見。でもそんな人生経験を踏まえた人だからこそエピソードや話し方が面白くてクセになってしまう。
 古着屋、喫茶店、古本屋、カレー屋、僕が好きなお店は、そこにある商品はもちろん、その店主が魅力的な場合が多い。魅力的な人と接して、センスの刺激を受けるのは割と大事な気がする。

とりわけ好きな店


 第二項を書いてて気付いたが、第三はやっぱり人生経験だな。これが最も確実におもしれー人間になる方法だと思う。興味が出た物事に重い腰を上げて取り組む姿勢、今年も目標にしよう。目下のところ観葉植物を飼う事、スイーツを作る事に挑戦しよう。


 考えを文章にする事で少し整理された気がする。今年も好きなもので溢れた1年にしたい。

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