見出し画像

Make or Die

Make or Die
作り続けなければ死んでしまう


私にとって創作活動はそれほど"生"に密着しているのです。私のいのちから引き剥がれた曲たちが、世を渡っていけたなら、どんなに幸せでしょうか。

しかし世の常に忙殺され、私からそれらを奪ってしまったなら、もはや生きていても仕方ないとさえ思うのです。

普通が難しいです。発達障害があるので。ただ、それは要素であって、言い訳にはするつもりはなくて。そんな私が私として生きていける術が、曲を書いたり文を書いたりすることだった、というだけです。

作り続けなければ死んでしまう、というのは少し大袈裟な表現に思われますが、厳密に言えば、創作活動を続けなければ(心が)死んでしまう、ということなのです。

私が発達障害と診断されたのは2年程前の話でした。日常生活は勿論のこと、大学生になって始めたアルバイトがうまく出来なくて、病院に行きました。
ADHDでした。
今や世間的にも何にも珍しくないけれど、私から言わせてもらえば、社会に触れれば触れるほど苦しいです。

でも働かなければならない。なので当時は治療することを選びました。ストラテラという薬は、驚くほど頭の中の喧騒が静まるのです。賑やかなところに居ても、頭はまるで日本庭園に居るみたいな(伝わりづらいですね)。心は無感情、無感動。まるでロボットになってしまったかのような心持ちになりました。
治療中はひたすらにフラットで、嬉しくも悲しくも無い日々が続きました。私にとっては地獄でした。生きていても何も感じない、何も楽しくない。

音楽を聴いて胸が昂ることもありません。感性が死んでしまうならば、と思い治療を辞めました。(身体的な副作用も酷かった)

だから私は少し煩すぎるこの頭と、少し豊かすぎる感受性と生きることにしました。

以上がミスiDのPRに「何かを作り続けないと私の中の何かが死んでしまう性質だと思う」と書いた所以です。

今でも変わらず思います。
一生ものづくりして生きていくぞー。

良かったらサポートよろしくお願いします!いただいたサポートは私の活動費用に当てさせていただきます!