頑張り屋さんで立ち止まれないあなたへ
突然ですが今年の目標は
「頑張ると休むを両立させる」
です。
これ、今年の目標っていうか、一生の目標にしたくて。
なので、新年早々ですが、わたしの決意を聞いてもらえますか。
■なにをやってもうまく休めない
2年前からnoteを書いていて、何度となく私は「休むことは大事」って書き続けてきた。
なんで書き続けてきたって、ずっと「うまく休むことができない」から。
できないから、自分に言い聞かせながら、あーでもないこーでもないって書き続けた。
でもやっぱり、できない。
休むことは大事って頭ではわかってるのに、行動がともなわない。
もちろん去年も、休んでみたり立ち止まったりはした。
一日何もしない日を作ったり、気晴らししたり、旅行したり、マッサージに行ったり。
でも、なんか、うまくできない。
休んでても、気がそぞろ。
中途半端な休息は、「休んでていいのかな」って罪悪感を引き起こしただけで。
なんか「今のままじゃだめだー!!」って、去年秋ごろに強く思って。
そこで真剣に「頑張る」と「休む」について頭の中で分解してみた。
■「頑張る」優位/「休む」優位の頭の中
↑「頑張る」優位のときはこんな感じ。
結果は出るし、頑張ってる自分を好きにはなれるけど、確実に身体と心が疲弊していく感じ。
これはわたしだけじゃなく、真面目に頑張る人は、みんなこうなんじゃないかなあ。
↑反対に「休む」優位のときはこんな感じ。
身体と頭を休めることができるかわりに、今度は「立ち止まってる自分」に不安を覚えるといった具合。
で、どっちかというといつもわたしは「頑張る」優位になっちゃう。
これはわたし自身頑張るのが好きっていうのもあるし、脳科学的なものもあるかと思う。
脳って「ポジティブよりネガティブを強く感じる」らしく、
①休むことで手に入らないかもしれない未来
と
②頑張りすぎて心身がダメになる可能性
とを天秤にかけたときに
①の方がよりリアルにネガティブなイメージを持つからなんじゃないかなーと。
例えば社内の昇級試験があったとして。
①の「休むを選択する」=「試験勉強をしない」と決めたら、「昇級」という輝かしい未来は100%手に入らない。
もちろん「頑張りすぎて心身をダメにする」可能性もあるけど、「100%手に入らない恐怖(=昇級できない)」を前にすると、そっちの可能性は頭から抜け落ちてしまう。
だからわたしも、いつも「頑張る」優位になっちゃうんだと思う。
確実に手に入ることを頑張りたいから。
でもある日突然限界がきて、いつも
「そうだった…
休まなきゃいけないんだった…」
って気付く、のくり返し。
これがまあ、辛いんです。毎回。
■頑張ることは「やりたくてやってること」
でもね、わたしは決して「本当はやりたくないことを頑張ってる」わけじゃない。
わたしは「成長する」のが大好き。昨日より一歩でも進んでたらうれしい。
頑張る自分に誇りも持ってるし、夢を叶えた瞬間はいつも「最高!」って思える。
だから友達とかから
「頑張りすぎだよ~別にそのままでいいんじゃない?」
って言われるのとかは、けっこうつらい。
いや、友達は心配して言ってくれてるのはわかる。わかりすぎるぐらい、わかる。
でも「本当は頑張りたくないんでしょ?楽になりなよ」みたいなニュアンスも感じてしまって。
「いや違うんだー!両立できないだけで、やりたいことをやってるんだー!!」って声を大にして言いたくなるんだよね。
だから頑張ることはやめない。
だってやりたいことやってるんだし。
でも、じゃあ、両立ってどうしたらいいの??
って真剣に考えてるわけです。決意を新たにする、新年だからこそ。
■0か100かの思考がいつも自分を苦しめている
上の図みたいに「頑張る/休む」優位のメリット・デメリットを見ていると
この思考回路のままだと、頑張っても休んでもしんどいな
ってあらためて思った。
頑張ってる時は心と身体を無視してるし、休んでる時は不安が心を支配してくる。
でもこうなるのは「0か100か」の思考だからだ!って今さら気付いた。
「頑張る」と「休む」の割合は半々でも3:7でも1:9でもいいはずなのに、常にどっちかが100になってしまう。
でも人間ってそんなうまくバランス取れないから、そうなるのは仕方ないんだよね。
で、
「仕方ない」上で、じゃあどうする?って思ったときに「ログ取り」をはじめてみた。
まずは自分の状態を知らないと、自分が今「100になってしまってる」ことすら気付かないなーと。
例えばダイエットでいうと、「今日食べたもの記録」みたいなものかな。
毎日書いて、1週間をふかんで見て
「え、思ったより食べてる…!」
「なんか野菜足りてない?」
「このお菓子は必要なかったな~」
とかって気付く感じ。
ふかんで見ることができてないと、「今日死ぬほど食べたから、明日は断食!」みたいな極端な選択をする思考になっちゃう。
そうじゃなくて、自分の状態をちゃんと見て、食べる量や種類を選択できるようになることを目指す。
きっとわたしがしたいのは、そういうこと。
せまい視界でがむしゃらにひたすら走る、はいつか必ず壁にぶつかる。
■今年の漢字は「秤」
決意するだけじゃ無理そうだから、今年はこの決意を書き初めにしてきた。
きっと不器用なわたしは、そんなすぐにうまくできないと思う。
でもきっと、考え続けるのが大事。
「頑張る」と「休む」をリングにあげて全力で戦わせて、どちらもボロッボロにさせることは、しんどい。
だから
「頑張る」と「休む」を向かい合わせて、毎回話し合いさせるイメージでいたい。
「きょうどんな感じ~?」
「いけそうかも」
「でも頑張る量は調節しよっか」
「そうだね、8割ぐらいにとどめよう」
そんな話し合いができるようになれたらいいなあと思う。
今年最初のnote、決意をこめて。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?