膝関節をスムーズに動かすためのツボ、 トレーニング法
前回
膝の炎症を治すことはドアのメンテナンスに似ている
というお話をいたしました。
ドアに油を点す作業が
膝まわりの関節、じん帯、筋肉の血行を良くすること、
ガタつきを治すことが、筋力をつけて、
関節が正しい位置をキープできるようにすることになります。
膝の重要な筋肉
では具体的に膝の炎症を取り除くために、
どの筋肉の血行を良くし、筋力をつけないといけないのか?
それはいろいろ意見があると思うのですが
わたしは「大腿四頭筋」はもっとも重要だと考えています。
大腿四頭筋は太ももの前の筋肉で膝を伸ばす働きをしている筋肉です。
つまり、座っている状態から立つ、階段の上り下り、
これは日常生活において一日何度もする動作です。
この時に膝を動かす働きをしているのが大腿四頭筋なのです。
膝を痛めたことのある方でしたらわかると思うのですが、
座っている状態から立つ、階段の上り下りのとき膝が痛かったと思います。このとき膝に負担がかかるためです。
つまり、この大腿四頭筋のメンテナンスをすることが重要なのです。
大腿四頭筋のツボ
他にもたくさんツボがありますが、その中の5つを紹介いたします。このツボの周囲で、押すと心地いいところを刺激してください。
大腿四頭筋のストレッチと筋トレ
スクワットは注意しよう!
スクワットも大腿四頭筋のトレーニングとして効果的ですが
膝を痛めているときはやめましょう。
関節に自重がかかり、炎症を強めてしまう可能性があります。
イスに座って行うトレーニングは自重が膝関節にかからないので安全です。
膝の具合がよくなってからスクワットは行うようにしてください。
外からのケアには限界がある
水を抜いたり、シップを貼ったり、サポーターをする、これらは一般的な膝のケアですがすべてカラダの外側で処置することです。
外側からのケアには限界があります。
ぜひ膝のケアに今日お伝えした膝の内側からのケアを加えていただけたら幸いです。
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