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吹抜や高天井のこと
吹抜や高天井は開放感のある空間になります。
また採光や換気の効果も期待できるので、立地条件を読み取った上で、空間構成に取り入れることも。
採光や換気の効果。
採光は方位や吹抜の奥行、窓の大きさ、高さ位置、太陽高度の検討をします。
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例えば間口5m、奥行20mの敷地に平屋を建てる場合、両隣に建物があると採光は取りずらい。そのような状況でも方位を検討して、高天井の空間を造り、高い位置に窓を設ければ1階の奥まで採光かは届きます。天窓の案もありますが、1日中両隣の建物の影になってしまうと天窓の意味がなくなります。
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換気の点では吹抜の高い位置に開閉できる窓を設置すれば、上昇気流で上部にたまる暖かい空気が抜けるので効果的。
このことを利用すれば、地面に近い位置の窓から入るひんやりした空気が暖まりながら上昇して吹抜や高天井の窓から抜けるので、自然の心地よい風が流れる快適空間を造ることができます。
吹抜や高天井の空間でエアコンや暖房の効き目とランニングコストについては、これまで設計させていただいた住宅(愛知県中心)のことをお伝えすると、適切な能力のエアコンと位置、性能の良い断熱材をしっかり施せばききますし、ランニングコストもさほどかかりません。
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また吹抜に面した居室の窓は1階と2階のつながりや家族のコミュニケーションのツールにも。ひょっこり顔がみれるだけでお互い笑顔になりますね。
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