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ゆらね養生暦

はじめに

私が行っている推拿(すいな)は、漢方、鍼灸と並ぶ中国三大伝統療法の一つで、陰陽五行の自然哲学思想をベースに、ツボや経絡(氣の通り道)を
押したり、揉んだりしながら、身心のバランスを調えていきます。

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そんな推拿(中医学)では、人は自然の一部であり、季節のリズムに添って暮らすことがとても大切である、と説きます。そして、自然のリズムを知る術としてとても役立つのが「旧暦(太陰太陽暦)」です。

飛鳥時代から明治のはじめまで採用されていた暦で、太陽の移ろう様子や
月の満ち欠け、氣候の節目といった情報がたくさん詰まっています。

そんな旧暦をベースにしながら、旬の食材やツボのこと、その時季におすすめの養生法などをカレンダー形式にしてまとめたものが、この「ゆらね養生暦」です。

中医学の本質は治療ではなく、生きる質を探求する学問です。このカレンダーを通じて、日々心地よく過ごすための“何か”を、お届けできればうれしいです。


ゆらね養生暦の特徴


1、月齢がわかりやすい

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旧暦のよさと言ってまず挙げられるのが、新しい月のはじまり(一日)は
必ず新月(朔日)であることかと思います。

このカレンダーは、旧暦をベースに作ってありますので、新月の日に新しい月がはじまりまるようになっています。またこのカレンダーの曲線は、月の満ち欠けを表しているので、月齢が一目でわかるようになっています。

カレンダーをめくるとともに、過去の月を終わらせ、新しい月を迎える、その心地良さのようなものを、感じてもらえたらうれしいです。


2、本来の祭事の日がわかる

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このカレンダーでは、五節句とよばれる節目の祭事などは、本来の旧暦に添って記載しています。

(例えば、春の七草の日は、現在は新暦の1/7に行われていますが、本来は旧暦の1/7であり、新暦に換算すれば、2021年度は2/18となります。)

古来より続く慣わし事は、月の満ち欠けとも非常に深く関わっており、本来の日付けを知ることで、その祭事の意味がよくわかるようになります。


3、旬の食材がわかる

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このカレンダーでは、月ごとに旬の野菜を掲載しています。また今回は、毎月「海の旬」についても書き記しました。

春は清め、夏は冷まし、秋は補い、冬は蓄え、、、旬の食材(大宇宙)のことを知ると、その時季の身体(小宇宙)の様子もよくわかるようになります。必要なタイミングで、必要なものが届く。そんな自然の精妙さが伝われば、うれしいです。


4、ツボのことがわかる

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いつでも、どこでも押せるツボは、とても便利な養生アイテム。

このカレンダーでは二十四節氣に対応させながら、未病をケアするのにオススメのツボや、氣軽にできる簡単な養生法も併記しています。自身にとって心地いい「マイ養生法」を、見つけてみてください。


ご予約はこちらより

ゆらね養生暦2022年度版(今年は2月1日はじまり)は、1部600円(税込み)。郵送(送料180円)も承っております。ご希望の方は、下記のフォームよりお求めください。

ゆらね養生暦2022 ご注文フォーム
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=5fa08df0a5e968d5

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