見出し画像

乾燥と栗

食欲が増すのは氣候の仕業?

食欲の秋と呼ばれるように、秋はついつい食べ過ぎちゃうことも多いかと。中医学で脾は湿氣を嫌い、乾燥を好むと考えています。秋が深まるにつれ、乾燥が進む今日この頃。この食欲は氣候のせい!と、僕は都合よく考えています。

その分食べたらちゃんと出すことも大切。胃腸の機能を調えてくれるツボとしてよく使われるツボ「天枢(てんすう)(おへそより指三本横)」は、便秘や下痢など腹部に関する諸症状をケアしてくれます。

お腹、大切に。

弱っている脾胃の働きを高めてくれる「栗」

また晩秋の歳時と言えば十三夜。別名「栗名月」と呼ばれるように、この時季旬の栗は、脾胃の働き(消化吸収機能)を高め、精氣を補い、足腰を健やかにしてくれます。

秋の味覚、栗~♪

その性質は温なので、胃腸が虚弱で、食後に胃もたれや下痢などをしやすい方にはよいかと。また栗は腎を養う食材としても有名で、冬養生の先取りとしてもぴったりかと。旬の食材を食べて、ご自愛を。

#ゆらね養生雑記 #旧暦長月朔日
#天枢 #ツボ #栗
#晩秋の養生 #推拿とレイキゆらね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?