カミの季節
梅雨時期である水無月が水の月であるように、神無月は神の月とする説があります。そんなカミの月である今月は髪のことについて書きました。
中医学で髪は「血余」とよばれ、血の余りが髪であると考えています。そのため、髪が細い、白髪、枝毛、切れ毛といったものは、血の不足(血虚)が原因であることも。手足が冷える、目の疲れやかすみや、不眠、爪が割れやすいといった症状も血の不足による症状です。
おでこは血虚、頭頂部は腎
また臓腑で髪と深い関わりがあるのが「腎」です。推拿で腎は成長発育に関わる場所で、年齢とともに腎氣は減少(腎虚)していくため、年相応の薄毛や白髪、抜け毛は、ある程度範囲内の現象です。ちなみににおでこからの薄毛は血虚、頭頂部からの薄毛は腎虚、という考える場合も。
血虚であれ腎虚であれ、大切なのは睡眠。そして食材では黒い食材がおすすめで、黒豆、黒ゴマ、黒きくらげ、ひじきなどが、どちらのケアにもぴったり。
冷え性のツボとして有名な「太谿(たいけい)」は、腎氣を養ってくれるツボ(内くるぶしとアキレス腱の間)でもあります。足首を回したり、温めたりするのもおススメです。
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