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ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜:アトリエシリーズのレガシーは健在

みなさんGWどう過ごしましたか?多い方だと10連休もあったそうですね。自分はそこまで休みはありませんでしたが、まとまった時間が取れたのでゲームを1本買いました。買ったタイトルは「ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜」。ガストが開発するアトリエシリーズの第22作目ですね。

前作からキャラクターデザインが扇情的で人気を出してるタイトルですが、中身のゲーム部分もしっかりしてました。というわけで、今回はライザ2の感想記事になります。良ければお付き合いください。

しっかりと”アトリエ”してるゲームシステム

装備更新をガチるとステータスがめちゃくちゃ上がる

アトリエシリーズといえば脈々と受け継がれている錬金システムと戦闘システムが特徴的です。今作でもしっかりとグレードアップされていて、戦略性はありつつも遊びやすくなってます。

まず、ゲームバランス(レベルデザイン)が良いです。適当にアイテムを錬金してると戦闘はキツイですが、しっかりと素材を厳選して強力なアイテムを錬金すると無双することができます。このバランスがちゃんと押さえられていて、アトリエシリーズならではの面白さが出てました。何時間もかけてアイテムや装備を錬金してボスを瞬殺する。爽快ですよね。

錬金では中和剤の調合ループが最序盤からできるのが良かったです。確かに過去作に比べてヌルくなったことは否めませんが、強力なアイテムを作りやすくて遊びやすくなってます。一方、強力なアイテムを効率良く量産しようと工夫しなければいけないので、やりごたえがありました。

また、戦闘では味方キャラクターがある程度自動で動いてくれるのでサクサクと進みます。素材集めもそうですが、全体的に素材収集のテンポが良いので錬金にしっかりと時間を使うことができて良かったです。

ストーリーは可もあり不可もあり

ストーリーの進行度でメニュー画面の人物が増えるのは良かったです

ストーリーに関しては良いところと悪いところがハッキリとしていました。メインストーリーの古代遺跡を探索して記録の断片を見つけ、その断片を組み合わせて古代文明に何が起きたのか推測する流れはとても良かったです。内容も氷月の魔女を中心とする悪魔との戦いの物語は壮大で衝撃的なものが多く、テキストを読むのが楽しかったです。

一方、キャラクターが喋り出すと微妙です。メインストーリーでは上記の推測を全く無視した会話が行われてるので、キャラクターがストーリーに置いてけぼりになってました。

また、サブストーリー(サブイベント?)は数はかなり多いものの、内容が無くて茶番感が強いものばかりでした。キャラクターの深掘りのためというのはわかるのですが、数が多すぎてMAPを移動するたびにイベントが挟まれるのでゲームのテンポを悪くしてました。あと、前作のキャラクターが前作のキャラクター同士で絡むときに、「私たち昔から仲良かったよね!」といちいちアピールするのがウザかったです。

ガストのゲームだとマナケミアやアルトネリコ、サージュ・コンチェルトあたりのストーリーが好みな自分にはあまり合いませんでした。Not for meというやつです。

アトリエシリーズは面白い!

ストーリー周りには粗は多いものの、アトリエシリーズの代名詞である錬金と戦闘はかなり楽しめました。ちょっとキャラデザは攻めすぎだと思いますが、押さえるところは押さえてました。長年続いてるシリーズだけはありまね。

そういえば、ソフィーのアトリエ2が発売されてましたね。次はこいつをプレイしましょうかね。では、また。

ゲーム代やお供のお菓子やドリンク代にかわります