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【簡単解説】ドローンの今後の展望と関連銘柄


こんにちは。
サラリーマン投資家のゆっぴです。

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☑️こんな質問をいただきました。

「最近投資を始めて、ドローン業界に注目してます。カンタンに業界の解説と関連銘柄を教えてください」


今回は、無料でドローン業界についてと
関連銘柄を解説します

5分くらいでサクッと学べるので、
ぜひ最後まで読んでってください!


※最後まで読んで、少しでも役に立ったと感じたら
右下の『スキ』を押してくれると嬉しいです!


合わせて読みたい



ドローンとは


念のため解説しておくと、小型の無人航空機のことです。

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参照URL:https://aeronext.co.jp/2020/08/drone-delivery-with-ana/


元々は軍事用に開発され、無人での遠隔操作を基本として、
自律飛行が可能なロボットのことをドローンと呼んでいます。


このドローンには多くの魅力があるので「空の産業革命」とも言われてます。今後ますます導入が進むであろうドローン関連銘柄への期待も高く、今後も注目すべきセクターです。


メリット

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身近な「空の宅配サービス」で使う場合を想定して、
メリットをいくつか説明します。

①コスト削減
ドローンにて宅配ができれば、人件費削減や人手不足解消が期待できます。

②スピーディーな配送
渋滞のない環境で予定通りのスムーズかつスピーディーな配送が可能となり、利用者の増加が期待できます。

③災害など「非常時」でも利用可能
交通機関や道路が使用できない大規模な災害時では、ドローンを使って物資を運ぶ手段として注目されています。

もちろん用途は宅配だけではありません。

農業や建築現場など活用方法は無数にあると思います!


ドローン技術を使ったサービス

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技術が進化するにつれ、世界中で様々な企業がドローンを使ったサービスを展開するようになりました。


海外の事例としては、

Amazonがドローンを使った配送サービスの公開実験に成功
・アメリカのセブンイレブンでドローン宅配試験で利用者から高評価


日本では、

楽天がドローンでのデリバリーサービス「そら楽」をゴルフ場で開始
セコムがドローンを使った防犯システム「セコムドローン」のサービス提供を開始
国土交通省が建設現場の生産性向上を図る「i-Construction」の取り組みを開始
エアロセンス株式会社がドローンによる風力発電所のブレード点検サービスを開始

これはあくまで一例です。今後もドローンが活躍する場は、もっともーっと拡大されていくと予想されています。


ドローンのデメリットと課題

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ドローンには多くのメリットがありますが、
下記のようなデメリットや課題もあります。

①安全性
ドローンは天候が悪いと飛行は難しいため、雨や強風といった環境変化によって故障のリスクもあります。
また、充電不足や鳥など外的要因による落下リスクも考えられます。

そういった安全性についての課題解決が求められます。

②規制問題
ドローンの飛行に関する規制があり、航空法の一部が改正され2015年12月10日に施行されました。
ドローンを操縦する者が目で確認できる範囲であることや、人や建物から30mの距離をあける必要があること。
また、飛行高度は150m以下などの規制があり、日本での配達実現にはハードルがまだ高いと思われます。

ただこの規制は、技術の発展とともに緩和されていくんではないかと...
(詳しくは次回のnoteで解説します)

③セキュリティー
ドローンは無人での遠隔操作を可能とすることから、システムによる制御が必要です。それによりハッカーなどの乗っ取りから守る必要があります。
乗っ取られることでテロや人的被害に利用される可能性もある為、セキュリティ対策問題は必須です。

④盗撮問題
ドローンは高精度のカメラを搭載し、空撮なども可能なため、盗撮などに利用される可能性があります。
(僕が『のび太』だったら、『しずかちゃん』の家に向かってドローンを飛ばすかな...笑)

⑤安全保障上の問題
(国民の生命・財産を外部からの攻撃から守ること)
米国では安全保障上の問題などで、組織内の中国製ドローンの使用を2019年10月から停止しております。
背景にはドローンを悪用したサイバー攻撃やテロ攻撃などへの警戒感があるとみられます。

日本も安全保障上の問題から、ドローンを国内メーカー製への切り替えを促進しています。(日本でドローンが普及したら日本の関連銘柄が恩恵を受けるかも...)


課題もありますが、これからの企業の取り組みで解決策や新しい技術が発表されれば、関連銘柄のさらなる注目が期待できますね。


今後の市場規模予想や期待情報

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次に日本国内の状況や今後のドローン市場規模です。

ドローン市場2021年までの規模と2021年までの国内ドローン市場規模予想


2015年:約104億円
2016年:約199億円
2018年:約578億円
2020年:約1,138億円
右肩上がりで、2015年から2020年で約11倍の成長とかなり勢いがあります。

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また、ドローン市場のサービス内訳として、2015年時点では農業が過半数以上をしめていましたが、さまざまなサービスに拡大しています。


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参照URL:
https://www.google.com/amp/s/iot.aperza.com/2016/03/464/%3famp=1


今後の期待

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現在のドローン飛行に関しては、操縦者がいて遠隔操作をするのがほとんどです。

そこで注目されるのがドローンに人工知能(AI)を搭載すること。

AIを搭載できるように、世界中で研究が進んでいます。(われわれの知らないところでかなり進んでるかも?)




ドローンに人工知能(AI)を搭載する目的は、下記の通りです。


①目視外飛行(目が届かなくても飛ばせる)
今後のドローンに必須の機能とされるのは、人間が目視出来ない場所や遠距離での飛行です。

予めプログラミングされたルートには"想定外"の鳥や障害物、突然の風雨などに対応する必要があります。

人工知能(AI)は、搭載されたカメラや各種センサーから得たデータをリアルタイムに計算し、飛行速度や方向、高度の変更を指示することができる考えられています。


②人が入らない場所の調査

例えば災害救助です。
人が入るのが難しい火災現場や、自然災害現場などはドローンによる調査ができます。

とくに道路などが寸断された場合などは有効で、孤立した地域へといち早く飛んで確認できます!飲料などの物資も配送することもできちゃいます。

また、赤外線カメラなどを搭載することで、被災者などを確認するといった事も可能です。

このように、ドローンの完全自律飛行や様々なビジネス展開からも、いろんな企業が人工知能と合わせ研究に取り組んでます。

人工知能(AI)の技術が急激に進化している今、この動きはますます加速すると予測できるので、関連銘柄は要注目です!


ドローン関連銘柄

今後期待されている代表的なドローン銘柄を5社をご紹介します。

あくまで事例として紹介するので、投資する場合は自己責任で!


※記載情報2021年3月決算情報


【3694】オプティム

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業種分類 :情報・通信
設立年月日:2000年6月8日
市場名 :東証1部
上場年月日:2014年10月22日
株価 1,940円(2021年10月15日時点)
時価総額 104,307百万円
売上高 7,389百万円
営業利益 1,793百万円
経常利益 1,993百万円
当期利益 1,234百万円
EPS(一株当たり利益)22.43円
自己資本比率 37.49%

参照URL:
https://profile.yahoo.co.jp/independent/3694

オプティム、NTT東日本、ワールドリンクアンドカンパニーの3社は、2021年2月1日から国産ドローンの製造販売からサービス提供までを手掛ける共同出資の新会社「NTT e―Drone Technology」の事業を開始しました。
まず農業分野でのドローンの活用を進める予定であり、オプティムはドローンに関わるソフトウェア開発しており、技術力に関心が集まっています!


【6232】ACSL(自律制御システム研究所)

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業種分類 :機械
設立年月日:2013年11月1日
市場名 :マザーズ
上場年月日:2018年12月21日
株価 2,092円(2021年10月15日時点)
時価総額 26,103百万円
売上高 620百万円
営業利益 -1,131百万円
経常利益 -1,081百万円
当期利益 -1,511百万円
EPS(一株当たり利益)-139.54円
自己資本比率 88.7%

参照URL:
https://profile.yahoo.co.jp/independent/6232

ドローン専業メーカーとして世界初の上場企業です。
18年11月に日本で初めてLeve13(補助なし目視外飛行)を日本郵便と実現しています。
21年2月には千葉市がドローン宅配構想の実現に向けた実証実験を実施。
実施主体は楽天ですが、そのベースの機体はACSL製品が使われています。
構想では将来、若葉住宅地区のマンションへの宅配を行うそうです。


開発した産業用ドローン「ACSL-PF1」は、多様なアプリケーションに対応する飛行性能や安全性、メンテナンス性を実現しています。

同社は2018年12月に新規上場したばかりの新興銘柄なのも期待できますね!


【6986】双葉電子工業

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業種分類 :電気機器
設立年月日:1948年2月3日
市場名 :東証1部
上場年月日:1985年4月17日
株価 782円(2021年10月15日時点)
時価総額 32,881百万円
売上高 48,826百万円
営業利益 -3,517百万円
経常利益 -2,513百万円
当期利益 -5,430百万円
EPS(一株当たり利益)-128.02円
有利子負債 456百万円
自己資本比率 76.7%

参照URL:
https://profile.yahoo.co.jp/consolidate/6986

過酷な環境でも適用可能な産業用ドローンを手掛けています。
会社側資料によれば特に「安全性」に優れ、長時間定点観測、捜索、放送、医療物資の搬送などの過酷な環境でも適用可能。
気象庁風力階級7レベル(風速15メートル/毎秒)でも安飛行を実現するとのこと。
有線給電による長時間フライトが可能で、自動航行機能も備えています。
双葉電子工業ではドローン・オペレーターの育成も行っています。


【3444】菊池製作所

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業種分類 :金属製品
設立年月日:1976年3月23日
市場名 :東証JASDAQスタンダード
上場年月日:2011年10月28日
株価 702円(2021年10月15日時点)
時価総額 8,661百万円
売上高 4,465百万円
営業利益 -816百万円
経常利益 -904百万円
当期利益 -934百万円
EPS(一株当たり利益)-77.30円
有利子負債 1,006百万円
自己資本比率 66.1%


参照URL:
https://profile.yahoo.co.jp/consolidate/3444

機械加工などの試作・金型が主力ですが、インフラ網の点検や施設・市街地の監視警備、災害調査や分析などを行う産業用のドローンも手がけています。
2019年に福島県・南相馬工場でドローンの量産を始めています。
企業や大学と連携し、ドローンの試作・開発を中心に多品種少量生産を手掛けてきました。
報道などによると量産しているのは最大積載量5キログラムの業務用中型タイプのドローンで、他社製品に比べて値ごろ感があるそうです。


⑤【3681】ブイキューブ

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業種分類 :情報·通信
設立年月日:2000年2月18日
市場名 :東証1部
上場年月日:2013年12月10日
株価 1,573円(2021年10月15日時点)
時価総額 38,730百万円
売上高 8,282百万円
営業利益 1,046百万円
経常利益 1,020百万円
当期利益 1,138百万円
EPS(一株当たり利益)47.10円
有利子負債 3,489百万円
自己資本比率 37.8%

参照URL:
https://profile.yahoo.co.jp/consolidate/3681

テレワークや遠隔治療など遠隔支援サービス全般を手掛けるブイキューブは、ドローン関連銘柄でもあります。
自治体や企業向けドローン活用サービスを提供しており、災害や海難救助での対策、橋梁設備の定期点検などを手掛けています。
ドローンはもちろん、働き方改革や遠隔医療など、さまざまなテーマに関連した事業を手掛けていることから、今後も多方面に渡って注目が集まります。


知らないと損する情報

日本株は普通、100株からしか投資できないけど、
「LINE証券」なら1株から買える銘柄もあります!

調べてみたら、以下の4つは1株から買えるので
【数百円でドローン関連銘柄の株主に】なれます!

・オプティム
・ブイキューブ
・双葉電子工業
・ACSL

まとめ


「空の産業革命」として注目されているドローンは、さまざまな現場で活躍できるポテンシャルを持っています。

そのため、関連銘柄は注目されやすいですが、短期で材料視される傾向がありますので株価の動きには注意が必要ですね。

また、前述の通り人工知能とドローンを活用した新しいサービスが生まれれば、注目度は大きくなり、株価も急騰する可能性高いです。

将来は小型の宅配だけに留まらず大型や車、人すらも運んでしまうかもしれませんねw

今後もドローンの進化と
ドローン関連銘柄の動向には注目しましょう!





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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです!


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