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家族の入院とかピンチとかのときのスパコン状態


“「手術の経過がよくなくて、再手術になったら、いつまで入院するんだろう……来週の出張は行けるかな……?」 と悩んでると、頭がスパコン状態で、終わりのない演算をギュルンギュルンに続けてしまう。頭がつかれる。”

岸田奈美さんがまたいい文章を書いてらっしゃる。ほんとその通り。初めてのときは完全にスパコン状態で、これもあれもそれもがんばろう、って思ってやってた。そしてその時のことはほとんど詳細覚えてない。それくらいの状況。

2回目からは、それじゃ退院後に自分が回らなくなるのがわかってるから、もう少しセーブして。というか、奈美さんが書いてるように、

“「行けるかな、行けないかな、迷惑かけたらどうしよう」 これをずっと演算したまま動いてると、心身がオーバーヒートするので、平謝りして、諦めることにしました。”

これなのよ。ここに行けるかどうか。これができないと、つねにオーバーヒート状態になって、今度は看護する側の家族が鬱状態とかになっちゃう。からだは有限なのはみんなわかってるんだけど、こころも有限なのよ。

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