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『2 らぶ姉さんの大冒険』

第二話 【誤診】

2022年7月  

地元の眼科で診察してもらった結果

私の右目は「加齢黄斑変性症」と診断された

画像でみる私の右目の眼球の断層写真は眼球の中心点を頂点として恐ろしく腫れていた

ほっておくと失明にいたる病気でもあり

すぐに治療しなければならないと言われた

なんと

眼球に直接、注射を打つのだと。。。

しかも長期にわたって。。。

注射の前に読んでおくようにと渡された小冊子には

副作用で脳梗塞になる恐れもあると書かれてあり

怖くなった

いろんな思いが頭の中を駆け巡った

「他の治療方法はないの?」

「本当に私は加齢黄斑変性症なの?」

「なんで私がこの病気になったの?」

私はこの病気になったことを

受け入れられず

一週間ほど悶々とした日々を送った

一方的に医者から宣告されたような気になり

このまま従順に治療に挑む心理状態とはほど遠かった

ついに、私は、

セカンドオピニオンをとるために

他の病院にも行く決断をした

病院選びは

大胆にも

「加齢黄斑変性症の名医に診てもらおう」

と思い

ネットで検索

東京にある有名な大学病院に名医がいる事が分かった

紹介状を書いてもらい

8月に、この先生に診察してもらったのだが、、、、

開口一番言われたことは運命の分かれ道だった。

「あなたの病気は、加齢黄斑変性症ではありません。」

「黄斑浮腫です。」

「まったく治療法が異なります」

その瞬間

理由なく

「やっぱり」

と思った自分がいた

すっと受け止められた

治療は

目薬点眼 

ステロイドの目薬を一日6回

月1回の通院

こうして

私の目の治療が開始した

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