ウェルビーイングダイアログ6 (2022/11)

「創造性を発揮する秘訣は?」

普段の生活では、継続や積み重ねの中で、整合性やバランスをとりながら工夫やアレンジを繰り返している。それは創造とは言えない(価値の優劣は別問題)。

創造とは無から有を産み出すこと、または飛び越え凌駕すること。
整合性やバランスを保っていては成し得ない突き抜けたもの。

そのために必要なのは、生に貪欲であることだと思う。
欲望、願望、理想、夢、本能、など生命の根源に忠実であること。

あるいは、仙人、修験者、修行僧のように無駄をそぎ落とし、ピュアに生きること。

定年前は前者、定年後は後者を意識することで創造性を発揮し続けたい。

と書いてみて、何かが足りない。
去年、この問いに対する私の回答は「愛を実感することです」とシンプルだったが、愛を失うとかなり小難しくなる。

幸福学の前野先生は「幸せな人は創造性3倍、生産性31%↑」と言う。しかし、それが難しい。もがきながらホフク前進している。

幸せな時、幸せじゃない時、どちらも感謝の力が有効かもしれない。
全盲のヨットマン岩本光弘さんは感謝の3段階を説く。
第1段階=よいことがあった時の感謝
第2段階=何気ない日常への感謝
第3段階=困難への感謝
幸せな時は1と2、幸せじゃない時は2と3。ならば2が肝になる。
どんな時も何気ない日常に感謝することができれば。
例えば、必ず陽は昇るということ。星は輝くということ。
それが「今ここ」(ウェルビーイングダイアログ7)につながる。

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