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【にじさんじ】半年経ったのでにじさんじ甲子園2023を振り返る&2024への展望【パワプロ】


はじめに

 2020年から通算4度目の開催となった「にじさんじ甲子園」。今回は半年が経った今、あらためて2023年のにじさんじ甲子園を振り返らせて頂きたいと思います。

①ドラフト会議

 にじさんじライバーが年々増えていくことに伴い、今回はなんと全10チームの参加となりました。去年までの8チームでいよいよ育成配信を追うのが限界だと感じていたので正直増やして欲しくない気持ちもありましたが、チームが増えればそれだけ活躍する選手も増えるメリットもあると思いなんとか全10チームを追うことにしました。

それぞれの第一指名

 監督のメンツとしては前年度優勝者リゼ監督、まいどおなじみ椎名監督、2022からリベンジ組としてイブラヒム監督、レオス監督、ニュイ監督、2020からの復帰組として樋口監督、社監督、剣持監督、2023からの新規組として渡会監督、五十嵐監督が揃いました。一番の驚きはデビューから半年ほどしか経っていない五十嵐氏が監督として参加されたことです。にじさんじ甲子園の監督は注目度の高さからたくさんのリスナーが配信にやってきて怒涛のような数のコメントをしてくるので新人である五十嵐氏には少し荷が重いのでは…?と少し心配をしてしまいました。

 今年も育成地域ドラフトが導入され、強い転生選手が出る地域を選ぶチームとホームと呼べる地域を選ぶチームが約半々といった形に。ここでにじさんじ高校 椎名監督は岩手県を3校競合の中見事引き当てます。

 ドラフトも終わり各々の今後の配信予定を確認し、まめねこ工科高校 レオス監督がまさかの日付が変わってすぐの0時スタートを宣言。リベンジへの熱い意気込みをアピールしました。

②育成・1年目

 10校それぞれの1年目新入生が出揃う中、一番の注目はやはり大谷選手の転生を見事引き当てたにじさんじ高校 椎名監督。その転生大谷選手にあてがわれた葛葉選手の成長と活躍に期待がかかります。

伝説のはじまり

 1年目の育成では 快盗学園高校が春のセンバツへ出場し1年目から学校の評判を中堅とし一歩リードしました。

②育成・2年目

 2年目新入生では横須賀流星高校と快盗学園高校がスカウトでキャッチャーBの選手を見事獲得したり、まめねこ工科高校が超強力野手転生選手を邪教しぃしぃ教にて引き当てたりしました。

激守の胎動

 2年目夏ではにじさんじ高校が前人未到の2年目夏甲子園を見事優勝しました。

前人未到

③育成・3年目

 3年目夏甲子園はにじさんじ高校、まめねこ工科高校、横須賀流星高校が 優勝し、更にそこまで育成で苦しんでいたVR関西圏立高校が甲子園初出場初優勝を達成しました。

悲願の初優勝

④予選リーグ

 ここでは印象に残った2試合を挙げさせて頂けたらと思います。

「帝国立コーヴァス高校 vs まめねこ工科高校」

 片や天才ピッチャーとキャッチャーA、片や叩き上げの覚醒ピッチャーとキャッチャーD。去年成績が奮わなかった二人の監督の対決にて、コーヴァス最強打者のアーチスト天ヶ瀬を毎打席申告敬遠する策に出たレオス監督に対し、代走でかく乱持ちの甲斐田を出しカウンターを決めるイブラヒム監督のぶつかり合いが非常に熱かったです。

意地と意地のぶつかり合い

「にじさんじ高校 vs まめねこ工科高校」

 Bリーグ全勝同士の頂上決戦。持ち前の守備力と機動力、そして投手力を武器に先制するまめねこに対しにじさんじ高校もジャンピングキャッチや盗塁阻止など全力でぶつかっていくまさに激戦でした。

プティのジャンピングキャッチ

 その他も「コーヴァス vs にじさんじ」でのパーフェクトクローザー夢追、「虚空学院 vs にじさんじ」での天宮の魂の投球など、個人的には全体的にBリーグの試合が好きでした。

⑤決勝リーグ

 決勝リーグで最も印象に残ったのはやはり勇者育成高校 vs まめねこ工科高校の3位決定戦です。

 1回表に1点を先制した勇者を追いかけるまめねこ、9回裏になんとか同点に持ち込みにじさんじ甲子園史上初の延長戦に突入。11回表にベルモンドによる試合を決定づけるソロホームランにより決着。

激闘を制する一撃

 総じてチーム数が増えた影響で試合数も増え、それに伴い印象に残った好試合も多かった印象です。

 最後主催である舞元氏が涙ぐみながら話している中、なぜか巨大化するレオス監督が去年の漢泣きに続いて印象深かったです。

⑥エキシビションマッチ

 主催である舞元氏の無期限休止が発表された中でのエキシビションマッチ、Aリーグオールスター vs Bリーグオールスターにて技の舞元による渾身のホームラン、そしてセーフティバントが非常に印象に残りました。

技の舞元による力のホームラン

⑦2023良かった点

①去年までの良かった部分の継続

 ・ドラフト人数を7位までに増加
 ・地域ドラフトの導入
 ・公式同時視聴配信
 ・田中氏による実況
 ・昨年度監督ライバーによる解説

 ここら辺をちゃんと継続してくれたのが良かったです。特に昨年度監督ライバーによる解説は3人ともそれぞれ良さがありとても楽しませて頂きました。

②試合中の点数の表示

 配信レイアウト上で点数表を表示してくれるようになり、より見やすくなったと思います。

③公式応援グッズ

 自分も購入し当日応援Tシャツを着ながら応援しましたが、より応援に熱が入って良かったです。

⑦2023改善してほしい点

※この項目には不特定もしくは特定のライバーに対する不快な表現がある場合がありますのでご注意ください。

①チーム数が多すぎる

 流石に全10チームは多すぎて配信を追うのが大変でした。贔屓の1チームだけを追うのが普通な気もしないでもないですが、それでも全チームを追って進捗をリアルタイムで確かめていきたい気持ちがあります。ただ公式でのまとめ配信「熱狂にじさんじ甲子園」や有志による切り抜き動画があるのでそれらを見るのも良いなと思いました。

②知らないライバーが多すぎる

 にじさんじ所属のライバーは年々増えてきていますが、それに伴いあまり人気の無いライバーや海外のあまり知らないライバーも多くなってきました。そういったライバーがチームに多くいるとキャラがよく分からない選手が多くなりチーム全体の雰囲気がボヤけてしまうと感じました。にじさんじ甲子園はほぼ全員のライバーが参加しているのが持ち味ではありましたが、そろそろそれも限界ではないかと感じてきています。

③同時視聴配信のラグ

 2023では公式同時視聴をABEMAにて無料で実施されましたが、本配信とのラグがひどく、同時に視聴するのが非常に難しかったです。2022のように有料でもYoutubeにて実施してくれた方が良かったと感じました。

④監督をこなせるライバーの不足

 にじさんじ甲子園で監督をするには、

 ・ある程度の野球知識
 ・にじさんじライバーを広くイジれる配信力
 ・多数のコメントを捌ける
 ・無限に続く運ゲーのプレッシャーに耐えられる

 といった適正が必要となってきますが、正直まだ監督をしていないライバーで適正があるライバーはあまり多くありません。特にプレッシャー(期待を背負う責任)に挑戦するような意識のライバーがいないのが大きな問題だと思っています。もちろん意欲はあっても実人気がないライバーでは監督に適しているとは言い難いため、それら要素を兼ね備えた存在が少ないのが難しいところです。

 にじさんじ甲子園も4年開催され、中にはマンネリという人もいらっしゃいますが、個人的には年に1度のコンテンツですし夏の風物詩としてこれからも大きく変えずに継続して開催されたらなと思っております。

おわりに

 というわけで半年が経過した今、改めてにじさんじ甲子園2023について書かせて頂きました。主催である舞元氏が無期限休止をし、2024年度の開催について少し不安になりつつも舞元氏と天開氏の「また来年」という言葉を信じつつ、さらに3月に開催される春のVTuber甲子園を楽しみにしつつ、2024年のにじさんじ甲子園を楽しみにしていたいと思います。それでは。

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