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書くことが思いつかない

 2020/01/10 全く何も思いつかない。上の写真はディズニーシーに行った時に撮った写真だ。どこのゾーンかも思いつかない。デカルトの方法序説を読んでいた。思ったより読みやすい。
 文学やら哲学的な読書をしようと考えているが、全く読める気がしない。30分でゆっくり楽しく読んで自分が何ページほど読めるか把握しておくべきだ。一日90分は読書時間を確保できる。
 禁止されているからしたくなる。禁止と侵犯。バタイユの本が置いてあるが全く読んでいない。アフォリズム的な断章であれば読める気がして買ってしまう。

 何を書こうともわたしは失敗に終わる。

 あー書けない。音楽を聞いてその雰囲気を文章にしようと努めると書ける気がする。何も考えていないのが嫌だ。考えたいと考えているつもりだが、考えるのは疲れるのでなかなか考えない。そもそも自分の頭は感覚的で運動とか音楽とか感覚的なものは得意なのだが、身体が勝手に動くのではなく、脳を動かして自分の思考を誘導するのがどうも苦手だ。だからこそ憧れて考えろ考えろ言っているのだが……。
 逆に考えろ。考えなくてもいい。指先のリズムと耳元で鳴っている音楽に合わせろ。
 
 恩讐という言葉が浮かぶ。この言葉は一度も使ったことが無い。最悪を想定して計画をくめよ。おまえはたいてい自分の能力を高く見積もって失敗するんだ。ポジティブすぎて、暗い気持ちになることを罪悪とさえ考えていた時期すらあった。ポジティブに自分の考えている気持ちの良い未来の妄想を追いかけるのは容易いだろう。しかし、おまえは楽天的すぎるから、その未来が叶わなかったとしても、よりよい別の道の進むことになったんだと自分の都合の良い方に考える。だから何も達成できずに迂回し続けて同じ環の中で回転し続け、自分の背中を追いかけている。夢じゃなくて自分を追いかけている。空想がすきなんじゃなくて、気持ちいいが好きだから、気分がよくなることしかしない。闇を見つめず、現実を見つめず、ただただ空想の中で理想の自分が肥大化していく。おまえは絶望しろ。絶望して、暗い未来を予測しろ。どうしようもなく最低な現実を考えて、そこからどう這い出るかを考えろ。おまえは何度言っても聞かない。苦しみと痛みと悲しみと本当の絶望を味あわないと変われない。だけど味わいたくはないから、絶望の味がする本を読むことにする。 

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