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ケルトの解剖図鑑が8/31に発売したよ

イラストを担当させていただいた
ケルトの解剖図鑑(エクスナレッジ)が
発売になりました

表紙からまるごとイラスト担当させていただきました
「ケルトの解剖図鑑」(エクスナレッジ刊)
8/31に発売になりました!やった〜!
おめでとうございます!
(リンクなどは記事の一番下にあるよ)

わたし自身、オタクではありますが、ケルト文化が深く関わっているジャンルに傾倒したことがないのです…
などと思っていたのですが、高校時代めちゃくちゃ指輪物語オタクでした。THE・ケルト。中つ国ごめんなさい。
ス、ス、ス!さかなはいらない!(小説の方のオタク?)

いや、ぼーっとしてるだけで、絶対もっとハマってたり好きなものあるはず…と、よくよく考えてみたところ…。
モンティ・パイソンのホーリーグレイルとか、リバーダンス(アイリッシュダンスからの派生)とかは大好きなフィギュアスケートでもよくテーマにされていた。

さらにいうと、そもそもわたしの自著のまんが作品である「さくらの騎士道」(2019/KADOKAWA)はフェンシングのお話。
剣、からの〜??(ザキヤマ)と、登場人物の名前をアーサー王伝説に関連する名前から色々とっていたのだった。

スクリーンショット 2022-08-31 0.43.55

単行本にまで描いたことだったのに…。


というわけで、
ケルト文化は我々の知らんうちに
背後に忍び寄っている

にもかかわらず、何となくイメージが漠然としていやしないだろうか。
わたしはしていた。

さくらももこのイラストの枠線…みたいな…そんなイメージだった。
あとその…バグパイプ…!みたいな。(わたしは幼少期ウッディーウッドペッカーのアニメが大好きだった)

なぜ、忍び寄られているのに我々はケルトの背後をとれないのか!
バイキング…アイルランド…妖精…エルフ…?ん…?それは違うやつ…?違くない…どっち!?
なんか雰囲気的に好きだけど、しっかり「これがケルトだ〜!」とはっきり言えない…そんな漠然とした…えっ…なんで…俺たちこんなにケルトにお世話になっているのに…。ケルトは俺たちのことを知っているのに…俺たちはケルトの何を知っていたんだ…?

そのようなケルト初心者の味方。
入門書がこの「ケルトの解剖図鑑」なのである。

中身はこんな感じ。
(実際の書籍はピンクの部分は茶色のインクなので見やすいです)

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そもそも、エクスナレッジさんの解剖図鑑シリーズは、本が好きな方なら何がしかを目にしたことがある方が多いのではなかろうか。
本屋さんにめっちゃあるし!
今回も、他のシリーズに違わず、ケルト文化の入門書にぴったりです。

何かの作品の副読書として、サブカルチャー好きの方に見ていただくのも楽しいかと思います。
暇つぶしに、よくわかんないけど〜と読んでいただくのもいいと思います。意外と絵が多くて、読みやすいデザインにデザイナーさんがしてくださっているので読みやすい。(進次郎構文)
今まで「ケルトってこんな感じ?」と思っていた方にこそ、何らかの「へぇ〜!」があって楽しんでいただけるのではなかろうか。

ちなみに、わたしの母親は「えっケルトってこんな広い文化圏のことだったの」とほぼほぼ冒頭から驚いておりました。
私も驚いたな〜そこ!!!

一応、売れない漫画家としての視点からいきますと…
クリエイターの方には、プロアマチュア問わず、創作物のアイデアのとっかかりにかなり役立つ内容になっているのでは!と思っております。
イラストは置いといて(?)、いろいろな伝説やお話があって、想像力が掻き立てられるところも多いです。
イラストを置いておいたのは、描いている時から思っていたからなのである。(イラストでそれがわかりやすくなっている…と思いたい)

時々あるじゃないですか。
装飾具とかで「なんか〜…ケルトっぽいあの〜…なんか…あの…あれみたいな…!あれあれ!」みたいな時…。
そんな時、さっと本が手元にあれば、名称がわかって検索できて助かるような気が……する!
(本当の具体例)


あとは補足として…
一応、イラスト担当者としましては、

内容の雰囲気ができるだけ何かの作品に寄ることがないように
かつ
できるだけわかりやすく

を意識しましたので、どのジャンルの愛好家の方も「この人…何か作品の回し者?」などと思わずに読んでいただけると嬉しいです。

至らぬ点もあるかと思いますが、当方としましては人間を描き遺跡を描き建物を描き動物を描き食べ物を描き岩を描き妖精を描き…と、描きながら描くものの幅の広さに何度か発狂しそう(自分の絵の至らなさで)になりつつも、頑張って描きました!


『ケルトの解剖図鑑』

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エクスナレッジ
著者:原聖 
デザイン:山田知子・門倉直美(chichols)
DTP:竹下隆雄(TKクリエイト)
敬称略

改めてお手伝いさせていただいた者として。
ぜひとも、いろいろな方に読んでいただき…そして楽しんでいただけますと、大変嬉しいです☺️

編集Sさんをはじめ、関係者のみなさま大変お世話になりました!

わぶ

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