夫婦子なし、低収入世帯のサバイバル戦略

我が家がどういった考えで世帯を維持してるのかをお話します！

すこし長くなってしまいましたがよければ最後まで読んでみてください^^

まずは税金の問題を解決しよう！

配偶者控除？扶養？103万？130万？年金？

まずは税金の問題を解決しましょう。これは仕事を始める前（稼ぎ始める前）にやることを強くおすすめします。

我が家には、２つの箱があります。

①個人事業主・・・青色申告をし、嫁は専従者給与所得者（年間130万ほど）

②法人・・・夫はこの法人の給与所得者（月額役員報酬6万円）。社保に入り、嫁は夫の扶養に入ります。

サラリーマンの方だと、会社からの給与がほとんどの人や、副業をしていても副業収入が本業の収入を超えない方が多いと推測されます。

ポイントは収入が少ない方の社保に入るということです。

例えば、年収400万、副業収入50万のサラリーマンがいたとしたら、

この方は、年収400万に対しての保険代（健康保険＋年金代）と、年収450万に対しての（住民税＋所得税）を支払うことになります。

逆に、年収50万、副業収入400万のサラリーマンがいたとしたら、

この方は、年収50万に対しての保険代（健康保険＋年金代）と、年収450万に対しての（住民税＋所得税）を支払うことになります。

えっ？副業収入に対しての保険代はかからんの？って思いますよね。

現状のルールだとこれが通るのです。

その証拠に副業で稼いでるサラリーマンの会話には「住民税や所得税をいかに節税するか」という話題しかのぼりません。（そもそも副業収入に対しての保険代が請求されないので話題にすらのぼらないという意味です）

年収50万の正社員というのはなかなか募集してないと思うので、

大きなリスクを取り自営でサラリーマンほど稼ぐ
↓
会社を立てて役員報酬を最低金額に設定、こちらの社保に入る

というコースが、大きく可処分所得を伸ばす戦略としてベストと感じてます。

税金の問題さえ解決すれば、収入は対して問題じゃなくなる

そんなわけない？年収をひとなみに上げないと生きていけない？

当方自営業のため、何度も何度も考えました。もう少し安定させたい、もう少し稼ぎたい、と。

しかし、安定なんてありませんし、もう少し稼ぎたいのはたとえより稼げたとしても同じことを思うことになります。

この堂々巡りから抜けだすには、現代で非常にメジャーな物質主義から抜け出すことです。

物質主義の男女が合わさり生まれるのが「共働き」です。

共働きは確かに世帯収入を伸ばします。

ただ、２人の人間が同じように疲れ、同じようにストレスを抱え、同じようにもう少し稼ぎたい、楽をしたいと思います。

問題が解決してるようで問題は２倍に膨らんでるというのが、僕の見立てです。

僕は、２人の人間がどちらも疲れず、ストレスを抱えず、もう少し稼ぎたいと思わず、楽をした方がはるかに生きやすいと思います。

幸せが２倍になります。

極端に言うと、共働きは問題が２倍になり、片働きは問題が１倍、夫婦共に働かなければ問題が起きない、ということです。

夫婦共に働かず、物質主義から離れ、人生を豊かにする、というのが大きな目標です。（税金対策はこれを実現するための計画の一つです）

物質主義から離れるには？これがめちゃくちゃ難しいですが、最近気付いたことをお話します。

本を読むと物質主義への欲求は減る

これはとても不思議な現象だと思います。お金がもっとあれば幸せになれる空気のある現代において、お金を稼がず本を読む。

よしとされてないことをしてるわけで、本来であれば不幸になるはずですよね？

ところが、本を読み知識や様々な考え方を吸収すると物質主義こそがただの幻想であることに気付きます。

簡単に言うと、メディアやSNSに煽られて"お金がもっとなければ"と思わされてるだけで、本質はそこには無いということです。

この仕組みは非常に複雑になっていてうまく抜け出せなくなっています。

どういうことかと言うと、僕たちは何が正しいかということを自分の頭で考えてるわけではないんです。

親の考え、周りで付き合う友達や同僚の考え方の平均値が自分の考えとなっています。

親の考えが正しいわけでも友達の考えが正しいわけでもありません。ただ、社会的な動物である人間は、この輪から抜け出せない仕組みになっています。周りが言っていること、周りが信じているものがたとえ幻想だろうが自分の考えになります。

たとえば北朝鮮。

ひどい独裁国家だと思いますか？

おそらく親も周りの人達もみな同じように国のトップを信奉しており、それが自身の考えになります。北朝鮮が間違ってると言うのは簡単ですが、北朝鮮が間違っていて、自分たちは正しいということは実はできないんです。

社会的な動物が社会的な輪の中で生きており、共に間違ったもの（実際は存在しない国家や企業やお金）を信じて生きているという点では全く同じことをしています。

民主主義国家で暮らしてると社会主義はひどい国だと思うこともありますが、人をまとめ制御していくシステムという点では民主主義も社会主義も同じシステムであることに変わりなく、悪くいえばどちらも"洗脳"されているということです。

本を読むと物質主義の欲求が減るというのはなぜか？

おそらく、長らく残っている古典や本には物質主義以外の時代も経てきてるものが多く、それらの本質的な考え方が物質主義の考え方を打ち消す特効薬の役割を担ってるんだと思います。

ハハッ、社会主義？民主主義こそがベストな政治システムだぜ

→社会主義も民主主義も「人を統率し制御するためのシステム」でしかなく、種類の違いは微々たる差でしかない

ハハッ、本を読む？豊かな暮らしをするために生きてるんだせ、ごたく並べてないでカネを稼ごう

→人の目的は「心身豊かに暮らしていく」ことで、その目的が達せられるなら実は物質主義である必要はない

物質主義を打ち消せないと悪いことしか起きない

人より少し豊かに暮らしたい、と全員が思ってるとしたら、競争も激しく、結果として全員が"思ったほど稼げず思ったほど豊かじゃない"という状態に陥ります。

これが総不幸社会、地獄絵図です。ぴえん(ToT)

自宅の平米数で競ったり、マンションの階数で競ったり、所有するブランド物で競ったり、車の車種で競ったりほんとにほんとにくだらないことだらけです。

ただ、それが"くだらない"と発言したとしても、親も周りの友達も同僚も恋人さえも"それこそが幸せ"と言われてる社会の中でどうして一人孤独に"くだらない"と思い続けることができるでしょうか。

本を読まないと本質から離れ、正しくもないのに信奉されてる物質主義に寄っていく

本を読むと本質に近づき、正しくもないのに信奉されてる物質主義から離れていく

ということだと思います。

なので、とにかく毎日本を読みましょう！（雑）読む期間が空けば空くほど、くだらないものに引っ張られていきます。

そもそも物質主義の終焉は近い

このままいくと環境が悪化し、地球規模で人間が住み続けられるのか？という大きな問題に発展していきます。

いざ、身体を壊し始めると、カネも仕事も資産も必要ないと思うのと同じように、地球が壊れ始めると物質主義はただの自滅行為となり廃れていきます。

あなたがたが信じているものは数年後、数十年後全く意味がなくなりますよ

と言ってくれる人はそんなにいません。

ところが、本はそういった残酷な事実を教えてくれます。

断言しますが、SNSをせず、仕事をせず、本を読むだけで幸福度は増していきます。

仕事をしないというのは極端に聞こえるかもしれませんが、仕事をしているとあまり本を読めないとしたら、仕事をより時間の奪われないものに変えるなどの対策を強く勧めます。

何の話だっけ？

夫婦２人で生きていく方法でしたが、結局知識だけが自分たちの唯一の味方であるということです。

今日は昼くらいに起きて、ジム・ロジャーズの新刊「危機の時代」を読んでいました。嫁は最近始めた英語の勉強をしていました。

午後はお互い英語だけで会話してみないか？ということで日本語を使わず英語のみで話し結果的にとても疲れました。（ちなみにどちらも英語はほとんど話せません）

その後、近くの公園に散歩にいき紫陽花を見て綺麗だね〜と英語で感動したりしてました。（紫陽花は英語でhydrangeaと言うんですね、いい響きです）

夜は嫁のご飯を食べ、未満警察第１話を見て、僕はさっきまで疲れて寝てました。

明日も特に決まった予定はなくサザエさん症候群もありません。

おそらくまた本を読み、勉強し、人生について語り合ったりしていくことでしょう。

行きたい場所ができたら行き、調べたいことができたら調べ、学びたいことができたら学ぶ。

仕事中心の生活？生産性？効率？

それでどれだけの人間が幸せになったのでしょうか？

統計はとっているのでしょうか？

物質主義の正体が、多くの人が平均以下に落ち着いてしまうシロモノだとしたら、他の道のほうに逸れた方がいいと思います。

あくまで個人的にそう思っているというだけですが、人生を向上させていく何かのきっかけになれば幸いです。

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