2023年個人的ベスト映画はこれ!
(C)2022 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, DUNGEONS & DRAGONS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C)2022 HASBRO.
新年あけましておめでとうございます。
映画見てますか？
私は毎年それなりに映画を見ているけど書き残さないと忘れてしまう
体験どころか何を見たのかさえも…
そんなことはどうでもよく今後の映画選びのためにも今年見た映画の感想をメモレベルで簡単に書いておきます。
ネタバレ抑えめだけど一応バレ注意。2023年公開じゃないものも含む。
RRR(2022年公開)
最高のエンタメ映画。
街並みの描写や衣装がどれも手が込んでいるな～と見ながら感じていた。
インターバル無しで見たけど場面転換が早く、長いのに全然飽きない。
アクションはどれも見せ方が工夫してあって、これがインド映画か～ と。
ラストバトルでの合体技はこれだよこれえ!! 熱血ロボット物みたいなこんな熱いシーンを見たかったんだよお!!
THE FIRST SLAM DUNK(2022年公開)
2022年末に開始したのに上映終了したのは2023/8/31だとか。かなりのロングラン。
テンポが悪いとか観客の描画がしょぼいとか言われていたが、まったく気にならなかった。
音と動きのリアルさ。沖縄の空気。よく描写されていた。
幅広い層に受けたのは観る人自身にあるリアル体験のどこかに響いたからじゃないかな。これが売れたのは納得。
ダンジョンズ＆ドラゴンズ アウトローたちの誇り
コメディチックなファンタジー。アクションパートも含めちゃんと面白い。
コメディも多いんだけどメインキャラそれぞれに暗い過去があるなどちゃんとTRPG原作らしく設定が作り込まれていた。人間味のある負け犬達が手を組んで一発かましにいく。主人公が癖の強いバード(吟遊詩人)で、戦闘能力が足りない代わりにペテンを駆使して苦境を乗り越えていくストーリーが面白くて最高。
D&Dファンならクスリと来るシーンも多数。そうじゃなくてもロードオブザリングとか一般的なファンタジーの文脈を知っているなら十分楽しめる作品。ハイファンタジーを正面から取り扱う映画って実はあまり無いんじゃないかな。
ダンジョン要素は十分多かったけどドラゴン要素は少しやっつけ感あったかな。でもこの世界のドラゴンはとんでもなく強い設定なのでこのパーティーが遭遇するドラゴンとしてはこんなもんでしょう。
ダンジョンやパーティークエストを取り扱う文化って日本でもアニメやライトなTRPGを通じて今盛んになっていて、だからこそこの映画も日本人に見てほしい。
BLUE GIANT
TOHOシネマズの轟音上映で見た。音の迫力が圧巻。
バンドを組む過程や仲間との絆の描写がちょっと不足していたかと思うけど尺的に仕方ないか。
ライブシーンのCGがしょぼいところがあり、演出は良かったけどモデルを使うくらいなら止め絵で何とかしてほしかった。
演奏シーンは多めなので満足感はあった。
返校 言葉が消えた日(2021年公開)
映画館ではなくてストリーミングサイトで見た。人気ホラーゲームの実写化。原作未プレイ。
俳優の演技が良い。学校の舞台を作り上げている美術が良い。
ホラーなのにここまで泣かせてくるとは…。
お化けとかのホラー要素は話の腰を折るような挿し込まれ方をしていたので丸ごと無くても良かった。けど原作ゲームがあるから仕方ないね
岸辺露伴 ルーヴルへ行く
冒頭のシーンがあるおかげで岸辺露伴未視聴の人でも入り込める作りになっている。
ルーヴルの天井～廊下を映すカットがNHKのBSプレミアムで見る映像みたいで面白かった
よく言われるのはルーヴルを映すパートが短いのに対して映画全体が間延びしているということ。だけどまあNHK製作の映画ならこんなもんでしょう。時代劇パートの長さもNHKらしいし、原作漫画を読んでいた身としては丁寧すぎるくらいに余白を補完してくれて嬉しかった
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
6期アニメの前日譚として作られたんだけど一切見なくてもちゃんと面白かった。でも鬼太郎周りの設定をある程度知っておくくらいは必要だった(自分は問題なし)。流石にこの映画にそれを求めるのは理不尽だけど
こういう村全体を巻き込むドロドロした風習ミステリーみたいなの大好きなんですよね。アクションパートも予想以上に迫力があってぐりぐり動いて楽しかった。
ラスボス登場からのオチはちょっと弱い印象あったけどラストシーン～エンドロールでとてもしんみりしたので良。
GODZILLA -1.0
2024年元日に見たけど忘れる前にここに書かせてください
「アルキメデスの大戦」を見たときに艦船や乗員のCGがすっごくしょぼかった記憶があったんだけど、このゴジラは逆に艦船や戦闘機のモデリングがとても良かった。それだけじゃなくゴジラ本体や銀座の街並みがリアリティを持って表現されていたので美術面で高得点を付けたい。
「主人公自身の戦争を終わらせる」という動機付けを含めた開幕から一本筋の通ったストーリー作りがとてもわかり易く、場面転換のテンポも良かった。
修理兵を喰い殺し踏み潰す、艦船に向けて熱線を吐くなど、明らかに「人間を殺害する」動きを見せるゴジラの暴れっぷりはちゃんと恐かった。結末はある程度予測できてもここからどうなるんだろう? というワクワク感を最後まで持って見ることができエンタメとしてとても楽しめた。
2023年マイベスト映画はこれ!
ダンジョンズ＆ドラゴンズ アウトローたちの誇り
ハイファンタジーに正面から挑む令和最新版の映画。予想を超えて面白かった! ストリーミングサイト等でぜひ見てね!!
余談だけど2023年公開の映画はどれもレベルが高く当たり年と言われているそう。個人的にも納得なので観られなかった映画は後から優先して観たい。
おまけ: 2024年見たい映画(過去公開作を含む)
・ミッドサマー
・グリッドマンユニバース
・ジョン・ウィックシリーズ
・翔んで埼玉
・シャークネード
・デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
・オッペンハイマー
いくつ観られるかな?
実は映画館でホラー映画を見たことがないので今年は挑戦してみたい。お化け屋敷もほぼ行ったことないので行きたい。
それでは今年もよろしくお願いいたします！
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