日記:古本の祭典に参加した話
どうも、湯埜です。
実は念願の「下鴨納涼古本まつり」に参戦してきました!
真夏の酷暑かつ、台風と散々な最寄りではありましたが古本の祭典である京都の三大古本まつりに行ってきました。
今回参加してみて思ったのですが、この「古本まつり」は一体いつから始まっているんだろう?と思い三大まつりの情報などを提供されている京都古書研究会様の公式サイトでは
“1978年(昭53年)第1回 古本まつり 各組合員店で開催”
とあるように、昭和から活動が始まっています。こうやって大きな祭りになるには地域の活性はもちろん、各古書店さんの企業努力や京都に本好きの人が多くいることもあるかと思います。
実際に古本屋の最大の魅力は「個性」です。結構、書店によって色があるんで「歴史」が強いところや「哲学」が多いところ「ニッチな小説があるところ」と色々好みの古書店を自分の中で作りやすかったりする。
もちろん、ラインアップだってそうだし見せ方にもお店独自のセンスがあるんでそういったものをまとめて見やすいのは「古本まつり」の醍醐味なような感じもする。
そりゃ安く本を入手できるっていう魅力もあるわけだけども、京都新参者にとってこういった大きな祭りでいろいろな店の傾向を知れることができるのがいいところ。
結構思わぬ収穫だったのが、「敗者」の精神史。
成功を収めた人たちの言葉とかエッセイや歴史は多くあるけど「負けた側」の続きを知れるのはいいかなと思って購入を決めました。
もともと、文化継承の本や西田哲学、そしてシュメールについての商業史か経済についての本があればいいなと思って探してましたがなんとかありました。
本当に、シュメールについての本は数が少ないので見つけた瞬間即購入(笑)目をかっぴらいて、鼻息が荒く手を差し伸べてました(笑)
今度はもっとお金がある状態でいけば昔の観光誌とか少し変な本とか変えるように頑張ろうと思います;;
次は秋のまつり。
知恩寺だ!!!
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