ドイツ大学院出願スケジュール【出願ー合格まで】
こんにちは。長らく間が空いてしまいすみません、、、。
バタバタしておりましたが、なんとかドイツに無事入国し、そろそろ1ヶ月が経とうとしています。
授業も始まり、色々とヤバ、、、となっているので、皆様はそんなことにならないよう!私の限界生活だった大学院の出願スケジュールを共有しようと思います。自分が建築学生なのもあり少々特殊な部分もあるかと思われますが、建築学生の方は存分に参考にしていただき、違う方は所々ご容赦頂きたく存じます。
まあ何でもとにかく早めにがいいのですが、私と同じ後回しにしてしまうタイプの方のために最悪このくらいなら、、という最低基準で日程を記載しておきます。
でもそれでも間に合わない!と思っている方、大丈夫です。私の場合は本当に全てがギリッギリでした。こっそり私はいつ頃にそれらの手順を終わらせたのか記載しておくので、読んで安心してください(よくない)
また、今回はざっくりタイムスケジュールのみ共有しようと思いますが、今後それぞれの項目について詳しく記事にしようと思っています。書き次第追記していきます。
海外大学(院)に行く!と決めたらすぐやること
⓪ポートフォリオ作り(入学前年4月まで)
見出しを⓪にしたのは、建築学生など芸術課程限定なのと、卒業設計の作品も入れて提出するのがベターな為。ただ後々の負担を減らしたい人や奨学金の申請を狙っている人は、学部3年までの作品をまとめたポートフォリオをB3春休みまでに一度作っておくといいです。というか正直絶対作っておいた方がいいです。もし進路が変わり就活する!となった時にも使えます。
①大学選び(入学前年4月まで)
兎にも角にも大学選びです。これを決めないとモチベが保てません。かく言う私はなんだかんだしっかり決めたのは入学年3月頭とかでした(遅すぎ)
早いに越したことはないのでしっかりリサーチをして、早めに決めるのが一番です。奨学金などの兼ね合いもあるので、ポーフォリ作りと並行してB3春休みまでには絶対決めておけるとベターです。
②英語の勉強
海外で授業を受けるとなればやはりそれなりの英語力が必要になります。帰国子女や大学での授業が英語開講でない限り、やはり一朝一夕にはいきませんので早めに勉強を始めることをオススメします。私もこれに関してはB3の10月あたりからコツコツとやっていました。
国際的なのだとやはりTOEFLかIELTSになるかと思いますが、たまにTOIECでもいい大学もありましたのでそれならTOIECが一番取りやすいかと思います。また、私の出願時はまだコロナパンデミックの名残もあり、自宅受験可能なDuolingoのテストが許可されている大学もありました。こちらもテスト自体は4技能ですが、問題を解いていくうちにAIが難易度を自動判定して調節してくれるので、試験時間がTOFELやIELTSに比べて格段に短いです。また、最悪3回まで受け直せます笑 ただライティング→スピーキング→リーディング→リスニングのように順番は決められてなく、それぞれの技能がランダムに出題されます。
大学がすぐに決められなくても、留学自体を決意しているなら並行して、コツコツと続けることをオススメします。
大学が決まったらやること
③奨学金選び
奨学金を狙っている人は、大学が決まったらすぐにリサーチしましょう。授業料のみなどの奨学金を狙うなら、志望大学での奨学金はないかをまずリサーチするといいと思います。ただ大抵の方は滞在中の費用や渡航費などをカバーしてくれる奨学金をお探しかと思うので、その場合日本で申請できる奨学金を探します。
貸与か給付か─────当然ですが給付型は倍率が高いです
同時受給は可能か─────1つの奨学金で経済力が証明できない場合や志望大学で成績基準で奨学金が受け取れる場合などに備えて
必要書類
英語もしくは現地語のスコア
などをきちんと確認してください。
私でも知ってる有名所ですとトビタテ、JASSOとかでしょうか。
留学先がドイツならドイツ連邦の公的拠出金を財源基盤としているDAAD(ドイツ学術交流会)が一番強いかと。
ですがこれらで給付型だと本当に倍率が高いと思うので、できるだけマイナーだったり、自分の専攻にドンピシャな奨学金がないか探してみるといいと思います。
④語学試験(入学前年4・5月中)
語学試験はとにかく早めに倒すべきです。今までの勉強の成果をこの時期のうちに発揮させてください。しかし私は結局入学年4月末までダラダラと試験を受け続けていました(しかもそれでも目標スコアに届かず笑)
奨学金を狙う方はまずここで取れないと足切りを食らってしまいますので、気合を入れて受けましょう。入学要件用に受けている方は、私のようなケースもありますので、、、これもいずれ少し記事にします。
⑤ML・CV作り(ー入学前年6月中)
英語の試験を倒したらML(モチベーションレター)に手をつけましょう。ライティングで鍛えた英語力のおかげでそこまで苦労しないはずです。また、MLを先に書いておくことで、教授への推薦状のお願いをする時の説明や奨学金を出願する際の志望理由書作りに役立ちます。もしネイティブにチェックして頂けるならネイティブに、難しくても英語の得意な方がいればじゃんじゃん添削をお願いしましょう。誰もいなければ有料のサービスを使うのもありです。私もいろんな方に送りつけまくり何度も直しました。ありがとうございます、、、。
ちなみに私は出願前日まで書き直しまくってました。
そろそろお気づきですよね、本当に私のようにならないよう気をつけてください笑
CVとは履歴書のことです。奨学金の財団によっては至って普通の表形式履歴書が必要になるかもしれませんが、、、私の場合をお話しすると、建築学生ですので出願用にそれなりにデザイン性のある履歴書を作りました。まあでもこちらもそこまで時間かからず作れますので、MLの息抜きにチャチャっと作ってしまうのがおすすめです。これは私も入学年3月には作ってたと思います(それでも遅い)
⑥奨学金出願準備(ー入学前年7月中)
正直私が奨学金を申請していないので詳しいことはわからないのですが、多分7月あたりから徐々に奨学金の申請が始まると思います。もしかしたら7月から準備じゃ遅いくらいかな…?詳しくなくてすみません。
建築分野で申請する場合、自分で作らなきゃいけない書類としては
研究計画書
志望動機書
履歴書
ポートフォリオ
あたりが必要になるんじゃないかな〜と思います。
ただ、7月なんてたいていの学生が学期末でバタバタだと思うので、やはり早めに。成績もきちんと保てたほうがいいので、やっぱり6月中にこれも倒しちゃった方がいいかも。
ちなみにですが、DAADの大学院・建築部門の奨学金の申請締め切りは入学前年9月末でした。ほぼ全ての財団が前年9〜10月末には募集を締め切ると思います。まだ志望校に出願もしてないのに、意味わかりませんよね。
⑧推薦状依頼(出願2・3ヶ月前まで)
志望大学の出願要件に教授などからの推薦状が必要な場合、出願の2・3ヶ月前までに依頼・締め切りを1ヶ月前にしておくとこちらも安心です。本当に最悪で2週間前とかでしょうかね、、。
ちょうど夏休み期間である8・9月あたりに依頼すれば、授業もない為そこまで教授の負担にはならないかと思います。
⑦出願期間(入学前年9月ー入学年7月あたりまで)
いよいよ出願です。ですがこれも、大学によって大きくばらつきがあります。ざっくりとした個人的見解ですが第一出願ラッシュが9-12月、第二ラッシュが2-4月、最後の追い込みが5-7月にある印象です。
出願が早いデメリットは卒論・卒計と並行しながら出願しなければいけない為とにかく大変、メリットは早く決まるので渡航前準備や航空券の予約が早く行える店です。
遅いメリットは卒論・卒計を全力で終わらせそこから準備しても間に合うため余裕を持って準備できる、しかしデメリットは合格した際その後の入学手続きから授業開始までの日程が短くとにかくバタバタです。まあどちらにしてもとにかくバタバタです。笑
私は大学卒業後半年あいた秋学期(10月)入学で2年間のマスターコースを目指していましたが、卒業後すぐの春学期(4月)入学1.5年マスターなどもありました。半年間フリーターしたくない方はこちらの方がオススメかも。(でも私は結果的にフリーターしてよかったなーと思ってます)
あとはどうしても出願が間に合わなかったり、志望校に落ちてしまった場合などに備えて、大学卒業後1年経った春学期(4月)入学の学校もチェックしてました。
ちなみに私の出願した大学は出願期間が12/15-4/30で、私が出願を完了させたのは現地時間4/30 22:00 日本時間5/1 05:00でした。意味わかりませんよね。時差ありがとう。
気づいたらめちゃ長くなってしまいましたが、ざっくりこんな感じです。
合格後のスケジュールについては、また別記事で。
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