カプセルワードローブについて③雛形に自分の好みの要素を加える

スタイルとアイコン

前回までで無難なワードローブの雛形を考えたので、そこに自分の好みの要素を加えていく。
ここでは前回使ったベーシックな色（AメインとDサブの暗色、B白系、Eニュアンスカラー）とアイテムに設定した色（G革、Hジーンズ、I金属）以外の色味（C差し色、F自由枠）

わかりやすく統一感が出やすいものとして、スタイルとアイコンという観点で進めていく。
スタイルは何系と言い換えられる。
キレイめとか、かわいい系とか、シック、モード、ナチュラル、ラフとか。そういうもの。
アイコンはその人らしいもの。
たとえばブローチや帽子、髪飾りやピアス、スニーカー、ジーンズなど特定のアイテムを集めているとか、
特定の柄や色ばかりを着ているとか、コーディネートのアイテムの組み合わせがあまり変わらないなど。

私の場合はスタイルというのは特に決めていないが、アイコンのほうは
・小さな柄物（ギンガムチェック、千鳥格子、水玉、ヒッコリーなど）
・カーディガンにひざ下のフレアスカートかワンピース
・バレエシューズ
・お財布ショルダー
この辺りのアイテムを好んでいて、いつもだいたい同じような雰囲気になっている。
敢えてスタイルを設定するならガーリーになるだろうか。

上限を決めて詰めていく

その人らしさというものがそれぞれあると思うけれど、そういう要素を足したり、雛形と入れ替えていく。
この時に収拾がつかなくならないように数の上限を決めておく。
上限の目安としては実際には手持ちのハンガーの数だったりもするけれど、例えばプロジェクト333という3か月を33アイテムで過ごすという活動があるらしいので試しにそのあたりに設定したい。
33だとすると前回までで1シーズン23～26アイテムほどになっているから10くらいは足せる。

現在のワードローブ計画にないアイテムを取り入れる

私の場合
・カーディガン
・ワンピース
・柄物

これらを決めた色の中から追加する。
・カーディガン→A.メインの暗色、B.白系、C.差し色、F.自由枠
ここでAがテーラードジャケットと被るのでどちらを残すか両方残すかを検討する。
・ワンピース→なくても困りはしないので、他のものを詰めて最後に余った枠を使って埋めることにする。
・柄物→同系色、同型の無地のものと入れ替えるか、無地のものを残したければ新たに1枠追加する。

数やバランスを調整する

例えば、雛形ではショルダーバックは差し色だけ枠をとっている状態だけれど、白系や暗色の枠が欲しいとする。
その場合、枠を増やしたり今ある色と入れ替えるなどして自分の好みに調整していく。
集めてるアイテムがある人はここで追加して調整する。

例（私の場合）
・コート　春秋1枚、冬1枚

・ジャケット　1枚　→　カーディガン　4枚（A,B,C,F）
・シャツ　1枚　→　丸襟のブラウス　1枚(B)

・トップス　1シーズン4枚
春）レースのカットソー(B)、ロンT(A,B)、Tシャツ(B)
夏）レースのカットソー(B)、Tシャツ(A,B,E)
秋）ロンT(A,B)、長袖カットソー(A,B)
冬）ニット(A,B,C,D)

・ボトムス　1シーズン6枚
通年共通 5枚
スキニーパンツ(A)、ジーンズ(H)、フレアスカート(B)、柄物スカート2枚（ヒッコリー(BH)、水玉(AB)）
春夏　ギンガムチェックのスカート(AB)
秋冬　千鳥格子のスカート(AB)

・鞄　3種
白系(A)のキャンバストート
革（色はG）のハンドバッグ
差し色（C）のショルダー→暗色(A)のショルダー

・靴　1シーズン5～6足
白系のカジュアルシューズ / スニーカー
革（G）の冬用ブーツ
革（G）のローファーなど、革靴　→　暗色(A)のバレエシューズ
暗色（ジャケットと同色）のパンプス / ヒール靴
差し色（C）の好みの靴　→　差し色(C)のバレエシューズ
ニュアンスカラー（ヌードカラー）の夏用サンダル
ニュアンスカラーのバレエシューズ（★追加）

25アイテムなので残り8枠でアクセサリー類とワンピースを好きに足して完成。
ネックレスを3種類ほどとして、通年着用するギンガムチェックのワンピースの枠を3枠取って、残り2枠は季節もののワンピースにする。