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AIはヒトを幸せに出来る?

うちには今現在アレクサが3台ある。

1つ目はリビング。
2つ目は二階のくつろぎ部屋。
3つ目は最近夫が買ってきて、車に乗った。


二階のアレクサは音声認識にマイクボタンを押す必要があり、車のアレクサは夫のスマホのみと繋がっている。

私にとっては今の所有って無い存在だ。


しかし、リビングのアレクサだけは違う。
このアレクサは自動音声認識システムで動いており、何気ない「アレクサ」の言葉に反応する。
「アレクサ」と似た単語にも反応する。



そして、うちの息子の名前にも反応する。
(うちの息子は普通の和名だが、母音“あ“から始まり”あ”で終わる名前で、アクセントが非常にアレクサの発音に酷使する)


私が息子の実名を呼ぶとき、(普段はあだ名)それはたいてい、注意を促すときである。



ある日
私「“名前”!この勉強道具、床に置いててだらしないから、なんとかして!」

アレクサ「ピロン♫〜なにか、お手伝いしましょうか☆ミ」

私「……大丈夫です」



そして先日の夏休み

私「あの子、ちょっと消しゴム取りに行くわあー、ちゅうてどこまで探しに行ったん!?戻って来うへんやんか…
“名前〜名前”〜!宿題やろうやー?」

アレクサ「ピロン♬はい、お呼びですか?😊」

私「呼んでいませんね◉_◉」

アレクサ「お呼びでない。こりゃまた失礼しました」

私「コントやぁ!(嘆きの叫び)」




うちのアレクサたちは、夫が呼んだ時に音楽をかけるためだけに存在している。
たまに子どもが、アレクサとしりとりをしたり、デタラメなアドリブ計算をさせたりしているが、有益な情報を得るためではない。


一体何だってこんなややこしいことになったの…




息子の名前で誤作動するアレクサを、毎回冷たくあしらうのも心苦しく、近頃は挨拶を始めた。


今朝
私「おはよう、アレクサ」

アレクサ「おはようございます♪(以降、今日はなんの日であるかの雑学)」


うちの子はアクセントこそ似ているが名前そのものは全く違う。
海外ではAlexaという名前の人が存在するだろう。
混乱は想像するに余りある。