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習作として散文をしてみようと思う_20210331

月末で年度末の水曜日。
並んでいる文字を見ただけで疲れる要素しかなくてうんざりモードです。

気づいたら桜が満開で、気づいたら葉桜になっていて、葉桜を見ながら「葉桜の季節に君を想うということ」という本のタイトルだけ思い浮かべるのが毎年恒例の4月です。
実はタイトルを思い浮かべる割に本は読んだことない、というトンデモ状態ですが、同じ作家の密室殺人ゲームシリーズの方が好きな関係上、見ない方が吉、な気がしています。

……あまり公言はしていませんが、実は恋愛要素が強い話が苦手なので、地雷踏み抜く予感しかしません。
別にそれだけで敬遠はしないし、ある程度は読みはするし読めもするけど、あまり好きにならないことが多いので、わざわざお金出してまでは選ばなくなりました。

食わず嫌い、というなかれ。
冊数だけならかなり読んだ結果のアレルギー反応です。
もちろん、恋愛要素含めて好きなものもあるので、一概にダメだと言ってはいません。
ただ、こういう人間もいるので、作品に男と女が出てきたら、相性も好みも構わずに、とりあえず乳繰り合わせよう! という発想が万人と思わないでいただきたい、と。

うーん、これはここだけの話。
冊数を重ねて駄目になる、アレルギー物質のような分野ってあって、それは個人の嗜好を裏切らない、と思うんですよ。

ウケやすい分野はあるけど、万人に好まれる分野というのはやはり難しくて、僕なんかはホラーとかサスペンスとか残虐なやつが大好きなんだから何百作読んでも楽しいけど、人によっては数冊読んだらもう二度と読みたくなくなる分野だと思うんだ。
わりと一般受けすると思われてるミステリーも、いささか人間味の薄い人物造形が苦手な人もいるし、世間的には人気がある刑事物も人によっては退屈で仕方ない、と感じる訳で。

だから「皆、恋愛話は好きでしょ! 嫌いなやついないよね!」と言わんばかりに色んな作品にも入れられると、ネット広告だけでお腹いっぱいなんだ。

別に少女漫画や恋愛ものなら逆に読めたりするんですが、最初の想定にまったくないところから全然好感が持てないタイプにこられるのが一番キツい。
それが面白い、という人がいるのは分かってます。だからこれは僕の話。

傾向ってあるんですよね、とつくづく。