夢見ろぐ
思い出した夢 3つです。
1.夕暮れどき、山の斜面の道
一面 石の小像と風車、先はお祭り囃子と 出店の灯り
一緒に歩く 父母ふうの人々の顔は 陰で見えない
疑似幼少時の視点の私は 先へ行きたくなく ぐずる
二人のひとは ぼそぼそと諭し、出店を往来する黒影は細長い
2.青い山並みが連なる高地、仙童というふうな人が座している
目の前には切れ込んで湾曲した谷川と、U字の内側の 柱のような岩山
仙童さん なにか手ぶりで真摯に しばらく呼びかけると、岩山が青い竜になり、喜ばしげにぐるりと空中を飛ぶ
ときおり桃色や水色に変わり光って見える青鱗は、とてもみずみずしくて綺麗
3.早朝の青い空気に包まれた 民家の一室
学習机の下の四角い空間に、水色の眼をした白い豹がいる
静かにくつろいで猫のように座っていて、ときどき毛づくろいをする
どこかから 風の音がしていた
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