夢見ろぐ
昨日みた夢の 記録です。
赤い地の 華やかな柄の着物を着た色白の人が、青い夜の浜辺を疲れたように走っている(人間 では なさそうな 雰囲気)
町の灯りが遠くにみえる、そこから来た様子
息も荒いまま すがるように群青色の海を見る
波間にはいくつも 白く長い腕が 手先を垂れて出ている
皆きれいな手だが、水かきや長い爪 うろこなどがある
大丈夫だよ~… おいで~… と、細く伸ばすような声で 呼んでいる
どこか優雅な、でも明らかに只者ではない様子
風で崩れる着物をひしと掴んで、色白の人は立ち尽くしている
儚げに口を結んだ顔から全身が だんだん白毛の 蛇のような体の動物に するすると変わっていく
だれか探すふうな提灯の 様々な色の灯りが 遠くを うろうろ
白毛のふしぎなひとは 宝石のような涙を 浮かべて
呼びかけるような 表情をした
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