医療ソーシャルワーカー67(矛盾を追求するのは野暮)

退院したがらない、退院させたがらない患者さんやご家族は多くいらっしゃいます。そういった方々の調整は苦労しますが、なるべく心を冷静にし対応していこうと心がけています。
「リハビリが終わっていないのでまだ入院が必要だと思う」「この病院の治療が本人には適しているのでもう少しいさせてほしい」「本人のことを一番に考えているので、より良い病院または施設を紹介してほしい」様々な要望をソーシャルワーカーに伝えてこられますが、いざソーシャルワーカーが退院の為に色々なことを提案し始めると、「仕事が忙しい」「家のことでバタバタしている」「そこの病院または施設には行きたくない」と話されます。
本人のことを一番に考えているはずなのに仕事を理由にこちらの話は聞き入れくれないのか・・・。ということを言いたい気持ちを抑え調整することに最近疲れてきました。
「本人のことを一番に考えている自分が一番大事」とむしろ言ってくれたほうがこちらも共感できます。
他の医療ソーシャルワーカーさんはどんな形で調整していくのでしょうか。

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