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ディズニーでフードを選べるようになるまでの幾星霜

ハッピーハロウィン!
(この投稿まで時間が開きすぎて、今や完全にクリスマスシーズンだが)

先日、ディズニーシーに行った。
私は生まれてこのかた「誘われたら行く」くらいのスタンスでディズニーとは接しているのだが、なんと今年はもう3回目のディズニーシーだ。
ニート同然の人間が、こんなに楽しんでいていいのか不安になる。たぶんよくない。

ディズニーでビール飲むのは最高なのでマスト

何にせよこう短期間に何度か行くと、地理もつかめてきて、少しずつ行動範囲が広がってくるものだ。
ディズニーは広いし、花形のアトラクション以外にもショーやグリーティング、フードやショップなどが目白押しのため、1日で得られる情報はどうしても限られる。
だから、何度も通ってこそ、どうにか徐々に脳内にピースがはまってくる感覚がある。

あまりディズニーに造詣が深くない人間にとっては、やはりこういった場に行くとまずはアトラクションに乗るのを最優先にしてしまいがちだが、立て続けに行くことでと「アトラクションは前回乗ったからまあいっか」ができるということがわかった。
次は、また別の知らないゾーンを開拓しようというわけである。

1日のうちの3時間しか営業していないワゴンのフード(ティポトルタ)

アトラクションのことはほどほどにして、パーク内の地理に強くなることを目標にしてみたり、街並みを味わうのを目的にしてもよい。
というわけで、私は今回「フード」にとにかくフォーカスしてみることにした。

アトラクションに気を取られていると、みるみるうちに1日が終わってしまい、チュロスの1本も食べられなかったということになりがちだ。
実際、前回の私はそうなった。
というか、ワゴンの営業時間が思ったより短いので、ちゃんと考えていかないと逃すものが実は多い。
後悔しても遅いのだ!
というわけで、あらかじめ自分でマップを作成し、食べてみたいものが売っている場所や営業時間などを書き込んでおいた。用意周到である。

チュロスのサンデーがあるって知ってた!?
私は初めて知った

今回のディズニーシーは、母とその友人と一緒に来たのだが、私は彼女たちとたまに合流したり解散したりしつつ、だいたい1人で自由に行動した。
ガールズトークに気を取られていると、フードの時間が終わってしまうからね!

しかし午後しばらくすると、「私たちだけじゃ座って話し込んじゃって、これじゃディズニーに来た意味がなくなっちゃう! ヘルプ! 合流して!」といった内容のメッセージが届き、合流して船に乗っているうちに、16時までだったフライドピザを食べ逃した。やむなし。

もっとも人気の高いと思しきチキン
おいしかった!

ところでこのチキンを買うのに並んでいたとき、前にいたカップルが「このあとチュロスも買いに行く?」などと話していたが、残念ながら時刻は19時を過ぎており、チュロスのワゴンはもうすべて閉まっている。
そういうことを知るのは、「はじめて来た」「機会があればたまに来る」くらいだとどうしても難しいので、経験と下調べが必要だ。
あのカップルも次回はきっと、真っ先にチュロスを買いに行くだろう。

最後に飲んだカクテル

食べものって、「なんか肉が食べたい」「甘いものの気分だな」といった感じで選ぶことがもちろんできるし、とりわけ万人が訪れるディズニーともなれば、たとえそのフードを食べるのがはじめてでも思っていたのとそうかけ離れているとかまずいとかってことはそうないだろう。
とはいえ、一度も食べたことがないものだと、実際にそれの味を知らないわけで、想像の輪郭がぼやけているので選びにくい。
「私はこれを絶対に食べたい!」と思いながらお店の列に並ぶことはできない。

「これ本当にオススメだよ!」「私はこれが一番好き」と言えるくらいになるには、ひと通りのものを知ることがまず必要で、ディズニーのフードを本当に選べるようになるのは何年も先の話になりそうだ。(レストランも入ったことない場所がいくつもあるしね)

次にディズニーに行くのがいつになるかはわからないが、シーではなくランドのほうでも「食べるにフォーカスする日」を設けてみたい。
そんな感じで、今回のディズニーシーは、アトラクションやショーだけでない楽しみ方に気がついた日であった。


ちなみに1人で行動していると、「シングルライダー」という制度でほぼ待ち時間なくフラッとインディ・ジョーンズに乗れた。ラッキー!

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