＃9キャンプの洗礼を受ける

2日目

肌寒さで、真夏だと感じさせない山の朝。まずは、今は引退したパーコレーターでコーヒーを沸かす。自然の中で口にするものは何でもおいしい。

昨日の残りのカレーとパンで朝食。2日目は特に予定がなかったので、管理棟の石窯でパン作り体験。全員やると金額が半端なかったので、3歳の息子（補助者妻）と6歳の娘で体験。私は、一番下の赤ん坊と戯れていた。

出来立てのパンを試食する。1個だけのつもりが、うますぎて完食。結局それがお昼になりました。焼き立てパンはメッチャうまい！

思ったより、時間が余ったので、管理人さんと少しおしゃべり。キャンプが２回めという初心者なので、何か「次に使えるな」というネタを仕入れたかったのだが、特に収穫は無し。

ただ、天気に関しては有力情報を得た。それは、「今日のこの感じだと雨が来るかも」ということだった。

雨の中でダッチオーブンを使いたくないということで、予定を早めて準備をはじめました。

夕飯の献立は、魚のホイル焼き、そうめん、ダッチオーブン（スペアリブ、じゃがいも、ちっちゃい人参、しいたけ、とうもろこし）です。

雨の前になんとか準備完了。うちの子はまだ小さかったので、スクリーンタープの中は、ピクニックシートの上にテーブルを置いて座るという、ロースタイルです。「いただきま～す」と同時に雨が降ってきた。「早めにやってよかったね～」と話していたら、ピカッ・・・・・・・・・、ゴロゴロ・・・。雷か。でも、光ってから、音が聞こえるまで時間があるから大したことないね。気にしないで食べよ。

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大したことありました。光と同時に音が聞こえる。更に雨もすごい。
スクリーンタープの中で川ができている。子供が危険だ！とにかくテントの中に入ろう！ということでテントに避難しました。（この判断は失敗です。管理塔まで距離があったのでとりあえず車の中が正解でした。）

雷が経験したことのないほど激しさを増してきたので、テントの中心でみんなで固まっていました。その時、３歳の長男が「ごはんは？」という何とも空気を読まない発言がありました。妻と長女と目が会い、３人で爆笑！！めちゃくちゃなテンションでしたが、ここで怯えていても始まらない、ということで、テーブル、ご飯をテントの中に運んで食事。（危険に対する無知の極み）

雷も過ぎて、雨もやんでたので、食事の片付け。雷の緊張で疲れたのか、シャワーを浴びたら、強烈な眠気に襲われてみんな爆睡。

３日目、天気は晴れ。朝食はホットドッグとコーヒー。あいかわらずうまい。

昨日の雷の影響で、すべての道具が泥だらけ。前回のように丁寧にしまったところで、家でまた広げることになるので、適当に積み込もうということで、適当に撤収。

このキャンプでの裏目標「キャンプにはまってもらう」は、うまくいったのか？雷の心配はあったが、そっと妻に「キャンプどうっだった？」と聞いたところ、「また来たいね」と返事が帰ってきた。ということで、裏目標は達成した。

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片付けが終わり、サイトに忘れ物が無いか、サイト周りをチェック。・・・？なんか風景が違う。あっ！！！確かにあったはずの木がない。しかも、焦げている。・・・・・・・・・落ちたのね。距離にして20ｍくらい。かなり、運が良かったようです。雷が来たら、まずは、管理塔に避難しましょう。

キャンプの洗礼を受けた我が家族は、意外とたくましかったです。
ここから、キャンプ家族の始まりです。