『永遠に』MOA
トップ画像出典:@TXT_bighit
めちゃくちゃ久々の投稿。
離れてたとかそういうのは無くて、むしろどっぷり漬かってました。ただ卒論書いて卒業して就職して…といろいろ忙しく、なかなか投稿できてませんでした。
そんな重たい腰を上げてnoteを書きたい!と思ったきっかけが、7/3のACT:LOVE SICK in Seoul。7/2は参加できなかったため7/3をオンライン視聴しましたが、、、本当に夢のような時間でした。メンバーのコンディションも、パフォーマンスやセトリも最高だったのは言うまでもありませんが、やはりワールドツアーという大舞台で、MOAを前にコンサートを行うことができたメンバーの嬉しそうな姿が何にも勝る見どころでした。
あまりにも楽しすぎた一方、これが現地だったら想像できないくらいもっと楽しかったんだろうな…という気持ちも大きく募ります。イルコン絶対当ててやる!
さて、ソウルから最高のスタートを切った今回のワールドツアー、いろいろ感想を書きたいところですが、中でも特に印象深かったのがとある曲のフルパフォーマンス披露。
それがこちらの記事にも書いた『Eternally』です。僕はアルバムの中でもThe Dream Chapter:ETERNITYがあまりに好きすぎるのですが、その中でも『Eternally』はTXTの好きな曲上位に入るくらい好きです。今日は『Eternally』についてひたすら語ります。
この曲はライブパフォーマンスの機会がなく、昨年の単独コンサートACT:BOYではやっと披露されたと思いきや1番のみの披露で『Frost』に移ってしまい…「いつかフルで見ることができる日は来るのだろうか」と諦めかけてた矢先、今回のコンサートで満を持して披露されました。もうイントロを聞いた瞬間涙目。前回みたいに1番のみなんじゃないか…だけど『Frost』はもう披露されたし…とハラハラして見守る中、ヨンジュンの「눈을 떠보니 그 밤」が聴こえた時にはスッと涙を流しながら合掌しました。
なぜこんなにも好きかというと、『Eternally』がTXTにしかできない、TXTらしい曲だと思うからです。TXTを知ったきっかけこそTHE FIRST TAKEの『Force』で見せつけられた歌唱力とビジュでしたが、その2つを併せ持つグループはレベルの高いKポップアイドル界を探せばたくさんいます。その中でもTXTに沼った理由、TXTでないといけない理由はなんなのか…自分なりに考えた結果、僕的理由はずばり「儚さ」であり、それを強く表している曲が『Eternally』だと思います。
今までTXTが作り上げてきた2つの章、The Dream ChapterもThe Chaos Chapterも、コンセプトはかなり違えど、子供と大人の間をさまよう少年たちの成長が一貫して描かれています。それは決してときめきや友情といった楽しい要素だけでなく、不安や悲しみ、混乱といった負の感情も含まれています。しかし、そういった綺麗なものから苦しいものまですべてありのままに表現する美しさ、儚さこそTXTの真髄であり、同世代の若者はもちろんのこと、そのような時代を経験した人たちの共感も誘い、心を掴んでしまうのだと思います。
…めっちゃ語ってしまいましたが、すでに述べたように、そのTXTらしさを詰め込んだのが『Eternally』だと思うのです。最初はどこか幻想的で夢心地な曲調で始まり、悲しさと不安でいっぱいの少年が大切な人をひたすらに求めています。ところが、1番が終わるやいなや一気に激しいビートに変わり、絶望を感じさせる歌詞が歌い上げられ呆気にとられてる中、また先程の幻想的なパートに戻り…また絶望パート…幻想パート…と世界観が目まぐるしく入れ代わるのです。こんなに不安定で苦しさを感じさせる曲を儚く美しく歌い上げるのはTXTにしかできないと思います。TXTの歌詞には、キーワードと言っても良いくらい「永遠」という言葉がよく使われ、その存在を切に信じる様子が描かれますが(しかし『Good Boy Gone Bad』では永遠なんてなかったと知ってしまうのがまた辛いところです)、この曲に「永遠に」を意味する『Eternally』というタイトルが付けられたのも、TXTにしか歌えない、TXTらしさを象徴する曲であると制作陣も意図しているのではないかなんて思ってしまいます。
『Eternally』のフルパフォーマンスが前回ではなく今回であった理由としては、コンサートの構成の都合などもあると思いますが、前回がまだフルパフォーマンスをするべきタイミングではなかったのではないかと思います。
ACT:BOYの時点ですでに最高のパフォーマンスができるスキルを持っていたTXTですが、まだまだその成長はとどまることを知らず、ACT:BOYから少し時間がたった現在までの間にも、膨大な経験と成長を積み重ねたことが強く感じられます。その中でも、『Opening Sequence』では初めてコンテンポラリーダンスのような振り付けが導入されましたが、今回の『Eternally』も同様にコンテンポラリーダンスのような振り付けになっています。それが本当に見事に曲とマッチしていて、『Opening Sequence』を始めとする様々な経験を積んだ今だからこそ、満を持してワールドツアーの舞台で初めてのフルパフォーマンスを行うことができたのではないでしょうか。憶測に過ぎませんが、この記念すべき公演で最高に大好きな曲を最高のパフォーマンスで見られたことは、僕の一生物の宝であると感じます。こんなものが生で見られたあかつきには、僕どうなってしまうんでしょう。考えるだけでも恐ろしいです。
『Good Boy Gone Bad』では永遠なんてないと言うことを知ってしまいましたが、それでもTOMORROW X TOGETHERとMOAは永遠の絆で結ばれていると、今回の公演を通じて改めて確信しました。今回の公演でTXTが好きな気持ちがまた一段と強まりましたし、TXTを応援していて本当に良かったと感じました。これからたくさんの幸せも壁も待ち受けていると思いますが、『永遠に』MOAであり続けたいと強く願います。
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