自分の就職活動を振り返ってみる。④

こんにちは。怠惰な優等生・樋口です。

ちなみに、このnoteは全部で4回に渡っています。
是非以下からご覧ください。

第1回:就活を始めた頃~サマーインターンに参加した頃
第2回:インターン参加してみて思ったこと
第3回:自分の進みたい方向を決める頃
第4回:企業を絞り始めてやりたいことを明確にした頃

前回、企業規模の考え方や業界の決め方の話をしたら、それだけでは終わるとは思わず…かなりびっくりしました。
情報量多すぎですかね…?

今回は、そこまで決めた私がその先、主に秋から冬にかけてどんな感じで進めたのかをお話ししてみたいと思います。

企業に出会い絞り始めた頃(大学3年11月〜12月)

10月くらいにやっと、業界を絞ることができた私は、たくさんの企業と接しながら、たくさんの社会人の方と話ながら、自分のキャリアパスと企業選びを並行して進めていました。

11月〜12月あたりがそれを一番考えていた頃なので、どんな風に考えて行ったのかをまとめてみたいと思います。

行動としては、直接対面でいろんな会社のいろんな人と話した上で自分で考えを深めたことです!それだけ!

企業との出会い方に関して

基本的にネットで仕入れた情報は誰でも持っているものなので、意味がないと考えています。他の人と差別化できないので。

だからこそ、1回のイベントで複数社と接触を持つことができるイベントに何度も参加をしていました。
活用させていただいた企業さんとイベントに関しては、ジースタイラスさんの逆求人フェスティバル、リアライブさんのJobTryout、バリ活さんの合同バリ活が多かったと思います。

私の所感としてはジースタイラスさんの逆求人フェスティバルが一番企業のことが深く知れたし、疲れるけど一番出てよかったと思えました。
実際に就職先と出会ったのもこのイベントでした。
(回し者じゃないです笑)

今新卒採用をやっていて、逆求人型のイベントと呼ばれるものを主催している企業さんも増えていると感じているので、もっと探してみると面白いかも知れないですね。

ちなみに逆求人型のイベントとは、企業と学生が1対1で一定時間話すことができます。
合同説明会では学生が各企業のブースを回って企業がプレゼンをしますが、逆求人型のイベントでは、企業が会いたい学生を選んで学生が自己プレゼンをするようなイベントです。

ただ、どんなイベントも一度ではその会社がどんな会社なのかわからないし、自分のことも伝えきれないと思います。

なので、そのあと実際に企業に遊びに行って、人事面談や現場の社員との面談をさせてもらっていました。

逆求人フェスティバルのための準備が役に立っていた

私が自分のキャリアを考える上で一番役に立ったと思うのが、逆求人フェスティバルのための自分のレジュメ(ESみたいなもの)と自己プレゼンのためのプレゼン資料を作ることでした。

イベントに参加はしなくても、自己プレゼンを作ってみるのはいいと思いますよ!

自己プレゼンとは

自己プレゼンにどんなことを書くのかというと、以下の通りです。

①自分の過去からみた自分がどんな人なのか
②そんな自分が今どんなことをやっているのか
③その自分は将来どんなことがやりたいのか or どんな人間になりたいのか
④そのために必要な手段はなんなのか
⑤だからどんな会社に入ってどんな経験を積んでいきたいのか

ざっくりいうと過去→現在→未来という流れで自分のことを伝えた上で、それができる場所なのかを企業側から教えてもらうための資料ですね。

これを作る上では自己分析が必要になります。
その上で将来どんなことがやりたいのか、どんな人間になりたいのか、が考えられないと、企業の人から「結局あなたはなにやりたいの?」と言われてしまうのです。

逆に言えば、上記を自分の中で一本の軸の中で話せるようになれば、どんな会社にいきたいかも考えられますよね。

じゃあ樋口の場合はどうだったの?

そのプレゼン準備をしていく中で、どんな感じにまとまって行ったのかというと…

①自分の過去からみた自分がどんな人なのか

私は常に全力で目の前のことを頑張るタイプの人間でした。
中高の時は吹奏楽と勉強だけに力を入れていて、部活がない日は日曜に1日10時間とか勉強するような人でした。今考えるとちょっと変ですよね。

その中で楽器がそこまで上手じゃなく、オーディションに落ちることもありましたが、悔しかったので誰よりも練習して結果上位でオーディションに通るようになったりしました。

ざっくり言うと、継続力と目標達成能力が売りですね。

②そんな自分が今どんなことをやっているのか

そんな自分は大学に入ってから全てのことに全力でやりたいと思って、樹氷・バイト・サークル活動・なんなら就活もその時々に合わせて全力でやっていました。

就活に関しては11月時点で直接接触した企業数が75社くらいまでになっていました。

行動力とかはわかりやすくありましたね。

③その自分は将来どんなことがやりたいのか or どんな人間になりたいのか

そんな私は就活をしながら、将来30歳の時に結婚や出産によってキャリアが断絶した時に、自分の経験から社会に戻ることができる人になりたいと思っていました。

正直な話、あるあるの流れです。

その上で、将来企業の人事になって、最初は新卒採用に携わりたいと思うようになりました。

これは直接自分が接している大人だったこともあるのですが、自分が目の前の人に対して一番本気で向き合えると思っていたからです。

これだけは働いてみてからも間違いなかったと自負しています。

④そのために必要な手段はなんなのか

そのためには、まず若いうちから幅広い経験を積んで、早くに自分の仕事においてのスペシャルを持つ必要がありました。

また、人事になりたいとはいえ、社会を経験したこともなく、会社のこともロクに知らない学生が、就職して人事になっても何も語れないと思っていたので、まずはその会社がどうやってお金を稼いでいるのかもみるために、事業部で営業職をやりたいと思いました。

⑤だからどんな会社に入ってどんな経験を積んでいきたいのか

だから、私は今成長している会社の中に入って、まずは事業部で幅広い経験をし、そこで成果を残してから人事部に異動して新卒採用に携わりたいと思いました。

方向性を決めたあと(大学3年1月〜2月)

こんな感じでどんな会社にいこうかな〜というのを一本の筋を通しながら、自己PRと一緒に考えていました。

その上で選んだのが今の会社です。

1月にはもう固まっていたので、大学の試験期間が終わった2月頭には最終選考を受けさせていただき、その場で内定をいただいたので、その場で内定承諾をしました。

2月の中旬には親にもサインをしてもらった上で、内定を承諾し、就職活動を終わりにしました。

樋口の就活のまとめ。

私の就職活動の軸は、最終的に以下のようにまとまりました。

①100人程度のITベンチャー企業
②WEB広告を扱っている会社
③その中でもアフィリエイト広告を扱っている会社
④広告代理店とWebメディアの両方がある会社
⑤事業部から人事へのキャリアパスを許容してくれる会社

一部説明しきれていない部分もありますが、ざっくりこんなことを考えており、それに合致していたのが内定先になりました。

よくこの話をすると、そんなに細かく考えたんですか!?と言われますが、なぜかここまでがっつり考えることができましたね…

言語化としての補完は今になってできている部分もありますが、感覚としてもこんな感じで間違いないくらいにはなっていました。

とはいえ、就活も企業との縁ですので、時には直感も大事にしていいと思いますよ。

振り返ってみたら今までで一番長いnoteになりました…
最後まで読んでいただけていたなら本当に感謝いたします。

次回はそんな就職活動を進めていた私が、就職してから考える就活について、お話してみたいと思います。

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