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#42 金融庁が人材紹介をするらしい | 日々更新

どうも、はるもとです。
今日は気になる記事を紹介します。

◾️要約
金融庁は今秋からメガバンクなど大企業で働く管理職や専門人材を地方の中小企業に紹介する事業を始める。転職や出向の希望者を専用システムに登録してもらい、地方企業へのマッチングを担う地域金融機関が検索できる体制を整えた。金融庁が中小企業を対象に21年に実施したアンケートでは、「経営人材が不足している」との回答が66.6%にのぼった。経営人材が必要になった場合、誰に紹介してもらいたいか尋ねると、3分の1が「メインバンクやそのグループ会社」と回答した。地方の中小企業は金融機関に経営人材を紹介してもらいたいとのニーズは高い。


記事を読んでいると、とりあえず浮かんでくる疑問。
「中小企業って、経営人材にメガバン出身の人を求めてるのか…?」というところです。
確かに、財務を担当できる人は幹部に必要だと思いますが、それがメガバン出身者(しかも記事の中では50代以上)かと言われると、疑問が残ります。

大手と中小企業だと求められる役割がわりと違いそうな中、
30年もメガバンにいた人が中小企業に馴染めるのか不安を感じました。

また、このマッチングシステムを使うのが「地方企業へのマッチングを担う地域金融機関」と記載あるのは、地銀が少し前から人材紹介事業していいことになったためです。
しかも人材決定したら国から100万の補助金が地銀に入るんですよね!!
一応、地銀にとっては地方の中小企業という取引先が倒産したら困るからとのことみたいですが、
それだけ地銀の状態が良くないんですよね。

先日は、ゆうちょ銀行が硬貨の枚数や種類に応じて払込手数料を設けるというのがニュースになっていましたが、
ゆうちょで手数料頼りなんだから地銀はもっと危ないという話ですよね。銀行が安定なんて誰が言ったんだ、と…時代は流れます。

地域にとって重要な役割を担っているからこそ、金融庁は補助している面が大きいのかと思いますが、
自分の足で立たないことには歪みは必ず起こります。

個人も企業も限らず、
自分の足で立てていたいものですね。

みなさんは金融庁の人材紹介、どう思いますか?

それでは、今日のこのへんで。

はるもと(@haru8AU)

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