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#10 マネロンについて | 日々更新

どうも、はるもとです。

今日は、気になるニュースをご紹介します。

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◾️要約
マネーロンダリング対策を審査する国際組織FATF(金融活動作業部会)は、日本の小規模金融機関の対応が不十分だと判定。また、金融以外の業種でも対策に不備があると指摘した。
政府は今回の結果を踏まえ複数の関係省庁で政策会議を設置。前回審査から改善の進捗が遅いとして名指しで批判された日本。実効性の高いマネロン対策が求められる。
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今日はマネーロンダリングについて書いていきます。

マネーロンダリングは、麻薬取引・脱税など、犯罪で得た資金を偽造口座や他人の口座へ転々とさせ、本来の出どころを分からなくさせること。汚いお金をきれいなお金に変えるというものです。

テロなどの国際犯罪を防ぐため、世界的にも厳格化の流れが強まっている中ですが、
日本の対応は国際基準には満たないよう。

テロなどの恐怖が身近じゃないことも影響しているのでしょうか。

日本は海外と比較し口座開設がしやすく、預金口座数が約8億も。
インターネット上で売買されていたり、高齢者が悪徳業者に要求されて口座を開設し売り渡したりするケースが多く、IDやパスワードを盗まれ勝手にマネロンに利用されることもあるようです。

地銀は、大手より対策にあてられる人員が限られます。マネーロンダリング対策の負担が大きいために、海外送金業務の撤退や縮小を検討する企業も多いとのこと。

金融庁は夏から秋にかけて、金融機関への詳しい検査を実施。
対策が不十分だった場合には業務改善命令が出される可能性もあるとあって、
地銀、スマホ決済事業などを手がける業者に大きな影響がありそうです。

今回の審査で「重点フォローアップが必要」と判断された日本。今後5年の間で改善状況を3回報告することが必要です。

デジタル金融が発達する反面、マネーロンダリングやサイバーセキュリティ対策もさらに求められていきそうです。

それでは今日はこのへんで。

はるもと(@haru8AU)

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