成長していくと忘れてしまう。
こんにちは。
セッションをしていると
『言わされてんな〜』と思うことは多々ある。
冷静に人のことになれば
『これはね、』と説明できるが
自分のこととなるとそうはいかない。
だからこそ、クライアントさんの相談事を導く時に、私に『聞けよ』と言わんばかりの案件を上は持ってくる。
この先すごく、くだらないことにこだわって
停滞したり動きが遅くなるみたいだから
それよりも大切な心。
本心の方を大事にしてねって出てるよ。
例えば……本当は一緒に居たいのに
そのこだわりを気にしなければ円満に居られるのに、どうしてもそこが引っかかる。みたいな時。本当に一緒にいたい心の方を大切にするために、何が出来るかを考えてみて。
と、言わされたな〜と思った。
とはいえ、私は何度考えても
《合わせられない》という答えにしかたどり着かなかったので、大切な人のいない人生を選択することにした。
直後にこんなセッションさせるとは何事か。
彼女の話を聞いていくうちに
あれ?自分も過去にそんなことあったな🤔
と、思い出した。
今でこそ、なんでも言いたいことを言っているが、過去にはこんなこと言ったら悪いだろうなと思う時もあったなと。
彼女の相談内容は
『彼氏がコミュオバケで家族や兄弟、自分の親友に私を会わせたがる!!!』
という内容で、
私からしたら
そんなん一緒に楽しめばいいじゃん😅
と、思ったが
『この写真見てください!!
私これ、大丈夫ですか?』
と、写真を見せられた時に
思わず吹き出し
『これは、大丈夫じゃないね😂』
と。だって顔が引きつっているんだもの。
『私これ大丈夫?』って聞くと
『何が?』と言われるし
嫌々すると相手が不機嫌になる。
という彼女に
『彼はみんなで仲良くするのがいいことだと思ってるから、あなたを仲間に入れてあげたいと思ってるのよ😅』
と、言っても
『望んでない!キツイ!!』
と頑なな彼女。
『その何が嫌なのかをもっと具体的に伝えたら良いと思うわ。』
と、言うと
『言ってる!!』
と、返ってくるが、話を聞いていてみると
それは『言っていない』
『あのね、んー彼は家族仲良しでみんなでワイワイするのが楽しいと思って育ってきているから、それが彼にとっての当たり前なんだけど、あなたちゃんは父ひとり子ひとりの家庭で育っていて、まず兄弟がいないから、兄弟が何か分からないし、お父様とも仲良くなくて大した会話もしてきてないから、よその家族や兄弟なんてとんでもないってことなのよね。
その感覚が相手にはないから、《私はこういうのに慣れてなくて時間をかけて仲良くなりたいと思っている。あなたはパーソナルスペースが狭いかもしれないけど私はこんなに広くてそれをいきなり距離を詰めるようなことを企画してくれると、心的負担が大きい。あなたのそういうところや人と関われるところはとても素晴らしいと思うけど、お願いだから時間をください。》くらい、言わないと分からないよ。』
と、言ったら
『それ!それそれそれそれ!!!まんまそれ!!それだ!!ゆっぴー!ありがとう!!!そのままそれを彼に言って欲しい!なんなら彼にこれ受けて欲しい!!!』
と、とても腑に落ちたご様子。
この言葉を口から出した時に
あ?そういや私も過去にこんなことあったなと思い出した。
グランピング仲良し4人で行こうよ!という話が、人を増やそうとなり
決まったと思ったら断られ
1ヶ月切った時にやっと人が決まった。
しかし、人数合わせに誘った人が
私が《合わない》と感じている男性だった。
関東から大阪まで車で行こうよ!
という企画だったが
9時間車内でその人と一緒は嫌だな〜と思い
『うーん……居てもいいけど移動まで一緒はキツイから私は別に新幹線で行ってもいいかな。ちゃんとグランピングの時はどうにかするから。』
と、言ったが一緒に車で行こうと言っていた友人とはそこで少しだけ揉めた。
彼女からしたら恐らくみんなで仲良くワイワイしようとしてたのに!なんでそんな感じ悪いこと言うの!?
と、いう感じだろうが
私は何か面白いことを言ってもその後、鎮火されるのは言いたいことなくなるから嫌だと単純に思っていた。
だけどこれって《私がそう思っているだけだからみんなはなんとも思ってないなら、そのままおいでよ!私は本当に気にしてないから!好きにさせといて!》くらいの感覚。
だけど今回の相談者の彼女を見てると
何をそんなに頑なに嫌がっているの😅
と、思ってしまったので
私も当時はそう思われたのだろう。
彼女の場合は《パーソナルスペース》という問題だったが
私は当時言葉を上手く当てはめることが出来なくて別に嫌いとかそういうんじゃなくて
仲良くしたいと思ってくれてるのは構わないけど私が楽しいかどうかは別問題。
という言葉を当てていた。
あとからわかったのは
私は本当に自分の可動域にいない人と関わるのが苦手で、これってなんなんだろうと情報を集めた時に波動、周波数、精神性の問題だとわかった。
そもそも私が馴染む場所が限りなく少ない。
これがこの2年でわかったところ。
ほとんどのところは重くて苦しい。
物質世界の人がいたとしても
中立や精神世界寄りの人がいれば
グラデーションが上手くいくのでその場にいられるが、そうでないと私は黙り込み、別のことを考えたりフラ〜っと別のところに消えたりする(特に2~4年前のことを思い出すとずっとこの状態が続いていた)
別に自分はなんとも思ってないので
ふわ〜ふら〜としてるが
人からしたら『私なんかした?』とか
『え、どうしてどっか消えた?』とか
そんな風に映ってたのかもしれない。
私は別に本当になんとも思ってなくて
みんなが楽しいならそれでいいじゃない〜と
ふわ〜と自分の心地よい周波数の方へ流れていく。
この《合わない》と感じていた男性とは
昨年再会して、度々相談事をされる関係にはなった。
自分は人と違うものが見えている。
と、自分を認めて、それが人が苦しみから抜け出し《本当の自分》を生きるために必要なものが見えている。と知ったので今まで以上に多くの人とフラットに関われるようになった。
今、自分の人生の中で1番
楽しく生きやすい自分を生きてるから
忘れてしまっていたことも沢山ある。
だけどセッションを通して思い出すきっかけとなる。
今の私ならあの時のあの状況で
なんと言っただろうか。
『私、彼と上手にコミュニケーション取れないからさ、交通手段は別でもいいかな?みんなに気を使ってもらうのも悪いし!楽しんで気を付けながら大阪に向かってね☺️』
こうやって考えると
私は本当に言葉が足りなかったなと思う。
楽しみにしてるならその人の気持ちは尊重したい。だからといって自分が我慢するのもおかしいよね。みんなが調和した形で楽しんでいこうよ。という思いは昔からずっと変わらない。
本心を大切にし、思いをきちんと伝えたら
受け手に誤解なく伝わると信じたい。
失敗があって良かった。
だって考えるきっかけになれたから。
自分を知るきっかけになれたから。
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