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人生初の牛乳で経口負荷試験

こんにちは。
佐賀の小児はり鍼灸師、みずたゆいです😊


以前、息子がアレルギーの経口負荷試験を
受けたという話を記事にしました。

どんな感じの内容だったかは
詳しく書いてませんでしたが
今回は第2弾!
牛乳の負荷試験をしてきました。

今回はどんな感じでやっていったのか
詳しく書いていこうと思います。



経口負荷試験をするためにここは抑えよう!

①日程決め


基本、負荷試験の実施は
平日になるかと思います。

学校や保育園を休めるのか。
また長期休みに合わせてやるのか。

ただ負荷試験をやりたいから
来週やりましょう!
とはなかなかいかないところ。

また負荷試験は病棟で
医師の管理のもと行うことと
もしひどいアナフィラキシー症状が出た場合
一泊の管理入院となることから
一応入院扱いになります。

今はコロナも5類に引き下げになったため
検査は風邪症状が無ければ行いませんが
最初、息子が負荷試験をしようとなったのは2月。
その頃はまだコロナも猛威を振っていたので
負荷試験前日にPCR検査を
受ける必要があったため
2日間休みを取る必要がありました。


その時の状況に応じて
休みを取る期間だったり体調だったり
他の方の予約もあるので
ここはお子さんとママやパパ、
そして病院の都合に合わせていきましょう!




②負荷試験までにするべきこと


これはめちゃくちゃ大事。

体調管理

というのも、
体調を崩すと負荷試験が延期になる
ということもありますが
それと別に
体調が悪い、疲れている、
肌トラブルがある、鼻炎がある…

といった症状があると
アレルギー食材を摂った際
その食材に対するアレルギー症状が
非常に出やすくなります。

以前うちの息子はアトピーがひどく
最近でこそあまり肌荒れはありませんが
肌荒れがあるとその荒れた部位に
アレルギーのものが付着することで
アレルギー反応が出やすくなると言われています。

なので肌荒れがある場合は
お薬の軟膏と保湿クリームはすぐ塗るよう
指示されていました。

あとは喘息や鼻炎もあったので
症状が無くても飲み薬と点鼻薬は
続けておくように指示があり
万全の状態で負荷試験受けましょう!
と言われてました。



③当日準備するもの

当日持っていくものは色々あります。

・負荷試験用の食材
・負荷試験用の食材の味変用調味料など
・おもちゃやゲーム、本
・お箸セットやコップ、ティッシュ
・もしものための一泊用の荷物

まずその日経口負荷試験する食材は
自分で持っていかなければいけません。

卵の時は20分茹でたゆで卵と
泡だて器を使ってしっっっかり火を通した
炒り卵(炒る時間指定あり)を
当日の朝、準備していきました。

ですが今回は牛乳200mLを
用意するだけでよかったので
めちゃくちゃ楽でした(笑)


あとアレルギー食材を食する際に
食べ慣れないので味や食感などで
途中で食べれなくなったりしたときのために
卵であればケチャップやカレー、
(カレーはアンパンマンカレー推奨)
牛乳であればミルメークイチゴ味などの
混ぜて飲めるけど特定アレルギー材料が
使われてないものがおすすめと
教えていただきました。


今回牛乳の検査だったので
ミルメークが売ってあるところを
見つけることができなかったので
今回はコストコの
オーガニックプロテインをもっていきました(笑)
(うちの息子このプロテイン好きなんですw)




最低限、負荷試験の食材を
忘れず持っていきさえすれば
どうにかなるのはなります。

ただ、負荷試験自体
最初に少ないアレルギー食材を口にした後
症状が出ないか経過観察しながら
1時間後に量を増やして食材を摂取。
その後、2~3時間症状が出ないか経過観察し
何もなければ帰宅となるのですが
結構時間があります。

なので時間つぶしに
遊び慣れたおもちゃやゲーム、
本など持っていくとより安心。

ただ今回息子は点滴はなかったですが
前回の卵のときは点滴しながらだったので
点滴のルート的にもゲームがしにくそう。

そんな時のためにも
ゲーム以外の暇つぶし材料は
必要かなと思います。

あとはお昼が出るので
お箸セットやティッシュ、
アレルギーのものが入ってないおやつも
持参してオッケーでした。
あとは念のための一泊分の荷物。
(この辺は病院から指示があるはず)


あとは食べたいという気持ちも大事。




いざ、人生初の牛乳摂取へ


当日。

朝食はアレルギー食材摂取時に
お腹いっぱいで食べれない(飲めない)
ということが起きないよう
軽めに食べてくるよう指示。

そして病院へ向かい受付を済ませ
一旦診察。
その後病棟に上がり
バイタルチェックなどをして
負荷試験開始となります。


その日は200mLの摂取を目指すので
最初は牛乳50mLからスタート。

人生初の牛乳。果たしてお味は…?!


……………。


すんごい顔してました(笑)

動画に撮りたかったくらい微妙な表情www

すごい顔をしながら
数回に分けて50mLを摂取。

本人の感想としては

「おいしくは…ない。
いや、でもまあまあおいしい…かも!」

とまあ微妙な感想でした(笑)


とりあえず50mLはなんなくクリア。

この後本人は、飲めてよかったー。嬉しい。
と言っていたので
小さいながら緊張していたのかもしれません。



飲んですぐの症状もなかったため
15分おきに先生や看護師さんが
症状確認に来られ、1時間経過したら
残りの150mLを摂取。
という流れでやりました。


1時間経過。


150mLに挑戦。

先ほどの微妙な顔はどこへやら…

150mLをいい飲みっぷりで
一気飲みしてしましました。
(プロテイン出番なし😇w)

先生からも「いいねぇ~」
と言われていました。




負荷試験後に思うこと


とりあえず無事終了しました〜。

過去、息子は練乳で顔中真っ赤になったり
ヨーグルトでのどがイガイガする
といった症状があったため
正直、卵より牛乳の方が心配していました。

でも今回、人生初の牛乳にも関わらず
特に症状が出ることなくトータル200mLの
牛乳を飲めたこと。

これによって彼の
食の世界が広がるんだなーと思うと
ものすごく嬉しかったです。


正直、外食したり人のおうちにお邪魔したり
食べ物が関わると
結構大変は大変だったと思います。

ただ私自身、家で作るご飯など
全然苦ではなくて。

むしろ代用食材を知ったり
自分で作ったりが楽しかった
という思い出が強く
また、食以外でも
小児はりを学びそちらからの
アプローチを出来たことも
よかったのではないかと思います。
息子には本当いい勉強させてもらったと
心から感謝しています。


今後は
一旦200mLをクリア出来たので
家でも100mL→150mL→200mLと
摂取量を増やしていき、
200mL摂取しても特に問題なければ
次の課題は400mL摂取出来ること。

これはなぜ400mLかというと
給食で牛乳が毎日出ますが
それにプラスしてシチューなど
牛乳が使われたメニューが出ることもあるため
400mLほど摂取出来るとなると
問題なく食べることができ、
給食の乳除去完全解除となるためです。

ただ、200mL摂取が確実となれば
牛乳提供は無しにしても
給食の食材の乳除去解除は可能となるため
これからしばらくは自宅での
最低週1摂取をきちんとしていき
夏休み明けの給食の乳除去解除を
目指していく形になります。

でも飲めたとはいえ
アレルギーがなくなったわけではないので
体調も様子を見ながら
変わらず小児はりも続けていこうと思います。




万全の状態で臨むために
ぜひおすすめしたい“小児はり”


今回の負荷試験で鍼灸師であることが
強いなーと思ったのは
子どもの体調不良や肌荒れ、喘息や鼻炎は
小児はりがとても得意なところ。

不調の時だけではなく
定期的に受けていることで
体の免疫力も上がり
内臓機能もあがるので
お薬だけに頼らず
自分の体の力も底上げ出来て
万全の状態で負荷試験に臨めるので
ものすごくおすすめです!

自分の子どもが経口負荷試験をするのは
いろんな不安がつきもの。
そんなとき小児はりを受けることで
少しでも良い状態で
経口負荷試験に挑めるとしたら…

小児はりを受けるという選択も
ぜひ入れていただきたいなと思います^^


みずたゆい


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