その7 『独立思考』を読んで

『独立思考』
自ら考え動く思考を作ること

その代表例が起業家やフリーランス。
会社に属せず己で稼ぐ人々。独立思考の本来の意味はもっと本質的な意味を言う。

己で考え動く思考を作るために大事な4つのこと。

①1次情報に触れる・そして疑う
②問題の解像度を上げる
③自分なりの戦略を作る


①1次情報に触れる・そして疑う

基本の考え方として『自分の目で確認した物以外は疑う』というスタンスを持つ。と、いうより疑う癖を持ったほうがいいという話し。
それが一次情報でなければなおさら。なぜならそこには「解釈」が含まれているから。本当にそうだろうか?と疑う癖。それから「三現」と言われている『現物・現実・現場』で1次情報に触れるようにする。

「触れようとする」ではなく、『触れるのが当たり前』というスタンスを持て。と作者は言う。


②問題の解像度を上げる

豆粒ほどに分解して問題を考える。具体と抽象を往復する。あらゆる「視点」で考える。自分だけでなく、相手・第三者・地域の人・・・。さまざまな視点を網羅した上で、最適解の答えを出す。これはあくまで最大公約数を取る、といった答えとは一線を画す。
関係者の視点を考えることでメリット・デメリットが考えられ仕事を早く進められ、より協力を得やすくなる。結果的に成果を出すスピードが上がるのだ。


③自分なりの戦略を作る

『選択はサードドアから考える』。これが成果を出す人の考え方らしい。ただこれには正攻法も裏道も知っていないとできないこと。表裏を知り、精通してるからこそなせる技。たくさん試して失敗して、自分なりの道を作る。

また、戦略を作る上ではゴールは欠かせない。ゴールを目指す上では釜書くゴールを設定する。目標に到達できない人はゴール設定が遠すぎる。ゴールではなくステップを踏む。最終的にはゴールに達しているように、細かいゴール設定が大事。作者はこの細かいゴールを「関所」という。



レビュー評価が4.8とやたら高いのが気になった本。ただ点数だけでなく中身も良かった。特に、『あらゆる視点を考え、メリット・デメリットを出してから選択する』という考え。相手の立場で考える、では足りないという。そこまで列挙して考えることに気づきを得た。


最後まで読んでいただきありがとうございます!本当に感謝します!!