猫にまつわる幸せでちょっと不思議な話
猫とうたた寝
4-5歳の頃、遊びに行っていた母方の祖父母の家で、一人こたつでうたた寝をしていた。
ふと目覚め、薄目を開くと5-6匹の猫ちゃんにぬくぬくと囲われて寝ていた。
手元に寝ている白い猫の毛並みが、妙にリアルだった。
動いちゃいけない!と思いつつ、なんだか嬉しくなり、そのまままた寝た。
、
暖かさも、ふわふわとした感触も、重みも、幸せな感覚も強烈に覚えていた。
しかし当時、祖父母の家に猫は飼われていなかった。
他のペットも一切いなかったし、戸締りもされていて猫が入ってくることもない。
そう、小さな子が見た幸せな夢だったのだ。
これまで見た夢で一番幸せな夢だった。
昔、猫がいた
この夢の話を少し大きくなってから母親に話した。
すると、母親が子供のころから大学生くらいまでの15年近く、ずっと色々な猫が家を出入りしていたことを聞かされた。特定の1匹のペットという感じではなく、かわるがわる猫ちゃんたちが餌を食べに、近所の家を渡り歩いていたそうだ。(建て替える前の家はお隣さんと軒続きだったらしい)
その中でも、子供も家で産んで飼い猫のようになっていた猫がいて、その子は「みゃんち」という白い綺麗なふわふわな猫ちゃんだったそうだ。
記憶になかっただけで、幼いころに母から猫を飼っていた話を聞いて、想像してできた夢かもしれない。(想像力豊かすぎますね笑)
でももしかしたら、歴代の猫ちゃんたちが日向ぼっこしに帰ってきてくれたのかも、、、なんて思ってしまうのでした🐈
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