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まいにち日記

〜京都との切っても切れない縁〜

5月にプライベートツアーをいたします。これはクライアントさんからのご希望ですることになりました。お申し出があったとき、”私を一日貸切って面白いな〜”って思いました。”あそこ行こうかここ行こうか”とワクワクしています。昔は京都ツアーなんぞもやってました。地元京都人御用達、観光客が行かないところばかり選んで桜と紅葉の季節は必ずやってました。すごい人気でした😁ツアーの最後は京都のサロンで京都の和菓子なんぞ食べながらほっこりタイム。観光客でわんさかの京都でほっこりできるところを見つけるのは至難の業。
そんな中で私のサロンは隠れ家のようにゆっくり過ごすことができ、
そこでタロットリーディングなどもお遊びでやってました。
コロナを境に京都に行くことが少なくなりましたが、
サロンはまだ健在なので、そろそろ本格的に稼働させなきゃな〜と思っています。

ここ最近の私、苦楽園のサロンや京都以外のところに目が向きがちで、
ちょっと京都から遠ざかっていました。”京都にサロンがあるなんていいな〜”と思われるでしょうが、京都にあるからといってその恩恵を受けられるほど甘くはござんせん!京都に出店さえすればメディアに注目されて全国のみならず、全世界から観光客がやってきてウハウハ!ってことはありません。出店して苦戦しているところも多いです。こだわりの食材のお店など”なんで阪神間(ロンダのある地域)に出店しないんだろう?こんなこだわりの店など、阪神間ならみんな少々高くても購入する層多いのに〜って思いました。それくらい、あちこちにそのお店があり、経営がいけているのです。特にロンダのある苦楽園はアメリカの外交官宿舎などもあるせいか、普通にオーガニックものや珍しい食材が揃います。アメリカ在住のプライベートシェフが苦楽園で料理教室なさった時、こんなに珍しい地域はないと驚いておられました。その時の料理教室のテーマはビーガンだったのですが、全部苦楽園で食材揃ったのです。”東京でもここまですぐには揃わないよ!”とびっくりされてました。最寄り駅のお隣の駅ナカ成城石井ですら、品揃えが他店の石井とは一味違います。ここも京都から来た生徒さんが”絶対見つからないだろうなと思っていた物が駅ナカの石井で見つかった!!”と驚いていたくらいです。

京都で出店をお考えの方にアドバイス。京都では赤字覚悟でおやりください。
必ず京都以外のところで稼ぎを確保しておくこと。
京都は京都に店を持っているということのみに特化しておくとよいでしょう。
京都ブランドは世界に通用しますから・・。
京都で稼げているところは、もともと京都人で
京都の富裕層を顧客として持ってらっしゃる人とか、
昭和の時代から鉄板の顧客を持っているとか
外資など大手資本がバックについているところだけ・・。
思っているほど甘くないですよ、今の京都でお商売するのは・・。
私たちも京都以外で売り上げ確保して京都で商売やっております。
京都で稼げていたのは、正味10年くらい前までです。
それなのになぜ京都に店を持っているのか?元々京都出身であり
物件を持っているからです。
それがなければ、京都で商売しようなどとは考えません。
賃貸料もコロナであろうが関係なく年々鰻上りの京都ですから・・。
よほど阪神間や東京の方が商売はやりやすいです。
なぜなら、地元の人を相手にきちんとビジネスができるからです。
京都は独特のルールがあってお商売が昔から難しいところでした。
それが空前の京都ブームで勘違いがはじまったのですね。
京都以外のところから
ゴールドラッシュなみの出店ラッシュが始まったのです。
誰でもが、京都にさえ店を出したら、儲かる稼げる!!
たしかにそんな人や店もあったでしょうが、
コロナ境にそのメッキ剥がれてきたように思います。
まあ、一周回って元に戻ったという感じでしょうか?
京都でビジネスお考えの方、おきばりやすです!!
メディアで取り上げらやすい地域だけど、
稼ぐ力ないとほんまにしんどいところやしね〜。商売続かすの難しいのよ〜。
私達の会社は本店所在地は京都で京都に税金納めています。
京都に店はあるけれど本社が京都以外なので
京都に法人税払ってないところも多いのです。
京都は稼ぐ場所で税金払う場所ではないと割り切ったはるんですな!
そんなんやから、京都市は税収少なくなって大変なことになっているのです。
ほんまにこんな20年近くも京都で商売できるとは思わなかったです。
いつ落ちても仕方ないという低空飛行で飛び続けております。ほんまなんでこんな売上でなんで墜落せんのやろ?と決算来るたび思います。
鳴り物入りで京都に出店して撤退しているところもあるのに・・。
観光客の人なんぞ一度も来店されたこともないし、メディアにも出たことないのにほんまに不思議です。税理士さんも不思議に思ったはると思います。
京都で商売続けられるって、稼げてるとか有名店やからとかではなく、
なんか存在しなければいけない意味があるところが
続けられるんやろうなと思います。
そして、その存在の意味が無くなった時、
そのお商売が終わる時なんやと思います。
そやから、私らが終わらせようとしても終わらせられないんですよ。
この20年間の間に何度も廃業しようとしてもできませんでしたから・・。
京都以外から移り住んできた人たちが
京都をとうとうと語られ、
その通りに京都の街が様変わりしていくのを見て
もう、私らの出番ないよね。
もうそういう人らが京都つくっていかはったらいいよねと
正直京都にいることがしんどくなって
7年前に苦楽園に移転したのをきっかけに京都の店閉めたのに、
1年半ほどして突然想定外の再開することになりました。
亡くなった祖父の意向だということをサイキックの人に言われた時、
切ろうとしても切れへんのが私たちと京都との縁なのだと思いました。
だから、祖父のためにも今はご予約が入った時だけ開けて
細々と京都のサロンは続けています😅

写真は南禅寺の山門から撮ったもの。
青く光る雲が私には青龍に見えてしかたなかったです。

"目からウロコのお金のはなし"のワークショップですが

4月20日(水)13時〜16時
4月23日(土)13時〜16時
にRondaにて開催することになりました!隔日とも残席一名ございます。

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