調味料は、安くしちゃいけない

 節約、節約!と勢いこんで、今まで素材にこだわっていた食事を変えた。業務スーパーとは如何なものか、と思い業務スーパーへ。私は、冷凍野菜や調味料の安さに震えた。

 調味料はこだわっていた方だったので、安い調味料はその分いろいろな添加物が入っているということは頭の隅にはあった。しかし当面は、成分よりも価格であろう!と、150円くらいの醤油を買い物かごに入れる。今まで買っていた醤油の10分の1の値段。今だけは、安い醤油も試してみよう。そんな気持ちからだった。

 ガスコンロを封鎖していたのですが、そいつも無職になり時間ができたので、解禁。今まで、時短という呪文を唱えながら、ホットクックとヘルシオを使って調理していた。けれども、時短調理器具に頼る必要ももうない。たまにはガスコンロで調理してみよう、と友人からおすすめレシピを訊き、色々作ってみた。

 最初に驚いたのは、調味料の多さ。ケチャップ、鶏ガラスープの素、マヨネーズ、砂糖、醤油、酒…すごいスピードで調味料が減っていく。これでいいのだろうか?と少々不安になった頃、子供と私に理由のわからない体調不良が訪れた。

 花粉の季節、季節の変わり目、そんな背景もあったので単純に食事のせいだ、とは言い切れないが、食欲がない、咳が止まらない、だるい、などの症状が二週間くらい続く。風邪という感じでもないし、なんとなく体調が良くない。

 この時、ふと、使っている安い調味料の成分を確認してみた。

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砂糖が、醤油に入っていた。

料理酒には、水あめが入っていた。少しでも茶色い砂糖を買おうと、三温糖というのを使ってみたら、それは白い上白糖と同じ精製糖の1つだと知った。

 そんなこんなで、この調味料も体調不良の原因の1つなのか、フライパン調理に戻って油を使いすぎたのも一因なのかわからないが、調味料については、こだわったほうが良さそうである。

 砂糖は甜菜糖に戻した。

 安い調味料が悪いわけではないし、業務スーパーが悪いわけでもない。現に、業務スーパーには結構お世話になっている。ただ、ちょっと節約したくて、色々一度に変更しすぎたのかもしれない。ただでさえ、私は万年体調が良いわけではない(重度の片頭痛持ちです)。慎重になるべきだった。どちらにせよ、直接口に入れる「食料品」について節約を考えるのは、もう少し後にしよう、と今回の事で思った。

今日の独り言

 安いものにはそれなりの理由がある。しっかり納得して自分に合った買い物を!

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