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ゆーみんの「希望の扉」第175話

おはようございます。
江戸時代に人相学で名を馳せた水野南北という人がいます。

あまりにその鑑定が当たるので、当時人々に一目置かれた人だったようです。

その水野南北という人が、着目したのは、節食ということです。
食べすぎない人は運が良くなると言っています。


その理由を、「摂食開運説」の中でこのように言っています。
その要点をまとめると、次の10項目になります


1、食事の量が少ない者は人相が不吉な相であっても、それなりに恵まれた人生を送り、早死にしない。特に晩年は吉となる。

2、食事が常に適量を超えている者は、人相が吉相でも調いにくい。手がもつれたり、生涯心労が絶えず、晩年は凶となる。

3、 常に大食、暴食の者は、たとえ人相がよくても運勢は一定しない。もしその人が貧しければますます困窮し、財産家でも家を傾ける。大食、暴食して人相が凶であれば、死後に入るべき棺もないほど落ちぶれる。

4、 常に身のほど以上の美食をしている者は、たとえ人相が吉でも運勢は凶になる。美食を慎まなければ家を没落させ、出世もおぼつかない。まして貧しくても美食する者は、働いても働いても楽にならず、一生苦労する。

5、常に自分の生活水準より低い程度の粗食をしている者は、人相が貧相でもいずれは財産をなし、長寿を得、晩年は楽になる。

6、食事時間が不規則な者は、吉相でも凶となる。

7、小食の者には死病の苦しみがなく、長患いもしない。

8、怠け者でずるく、酒肉を楽しんで精進しない者は成功しない。成功、発展しようと思うならば、自分が望むところの一業を極め、毎日の食事を厳重に節制し、大願成就まで美食を慎み、自分の仕事を楽しみに変えるように努めれば、自然に成功するだろう。

9、人格は飲食の慎みによって決まる。

10、酒肉を多く食べて太っている者は、生涯出世栄達はない。

摂食開運説

昔から「腹八分目」が健康にいいと言われてきましたね。
食を制することによって、開運をもたらすと言った観相家の水野南北。


でもその真意は、この10項目と共に、何よりも感謝の心が大事であると言っています。


いつもご飯を3膳食べる人なら、2膳だけにしておいて、残る一膳を神様に捧げるという気持ちを持つ。


実際にお供えしなくても、食や自然の恵みに感謝して、無駄に食べない、
そして、神仏を思い浮かべ、ありがとうと念ずる人に、運は味方すると言っているのだと思います。


いつ日本にも食糧危機が起こってくるか分かりません。
日頃から食に感謝して、節食を心掛けることも大切な気がします。


皆さんはどのように思われますか?
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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