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伸びて、福を掴む人とは、一体どういう人なのでしょうか?

それは、オリンピックで金メダルを取った高橋尚子選手や、有森裕子選手を育てた小出義夫監督の言葉がとても参考になります。

小出監督は、世界一になりそうな選手を見抜く時、自分から門を叩いて来た子でないと、伸びないといいます。

世界に羽ばたいた選手の中で、自分がスカウトした子はあまりいないそうです。

それは、やっぱり自分から門を叩くという「志の差」があるのだと言っていました。

そして、もう一つの要素として…
🍀素直であること。嫉妬をしないで、相手の活躍にもエールを送れる子が伸びるのだと言う。

人間、嫉妬しているうちは本当の福は回ってこない。

たとえライバルだとしても、人の喜びを「よかったね」と心から喜んであげて、「私も頑張るわ」と発奮剤にできるような人じゃないと伸びないと言います。

その点、高橋選手は嫉妬しない子で、(内心は嫉妬していたのかも知れないが)、人の活躍を素直に喜べる方だったと語っています。

そして、「こうしてみたら」というアドバイスに対して、「はい、頑張ります!」と言える素直さを待ち合わせていたと言います。

最後に、今一度、小出監督の言葉を添えておきたいと思います。

『だから僕はいつもうちの選手たちに口を酸っぱくして言うんですけど、「自分だけ勝てばいいというのでは一流にはなれないよ」と。』

福を掴むのも、素直さや謙虚さ、人の活躍を素直に喜べるおおらかさが必要なのかもしれませんね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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