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【流れに逆らわない】
最初は小児科外科医として、研究に勤しみ高みを目指そうとしたという、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏。

ところが、自分より優秀な医師が沢山いる事を知り、とても自分が目指す分野ではないと挫折し、今いる場所でもがきながら、医療訴訟に関わるようになったのです。

最初から自分の希望通りに行かず、むしろ挫折の多い医師人生だったと仰っています。

多くの医者が見向きもしない、医療訴訟の分野に携わりながら、小林氏は医師になってからずっと続けていた研究の軸「自律神経」の研究をより真剣に継続するようになっていったのです。

自分の希望からは外れて、外れて、外れた果てに今がある。

そんな感覚だったのではないでしょうか?

そんな中で、小林氏が意識してきたのは「流れに逆らわず、だからといって腐りもせず、置かれた場所で咲こうとしたこと」です。

どんな人の人生も思い通りにいかないこと、望まない境遇に立たされることはしょっちゅうです。

そんなとき、いつまでもモヤモヤを抱えて暮らすのではなく、スパッと気持ちをリセットして「流れに任せてみよう」と思い直して前を向く事が必要なのです。

しなやかで、悪くない生き方ではないでしょうか。

流れに逆らわず、文句を言わずにその場でできる最善を尽くしていくと、必ず道は開けます。

自分の好き嫌いで、選択するのではなく、時には流れに身を任せて、気持ちを切り替えながらやっていくのも、悪くない生き方だと思います。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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