「感謝と祈り」第586話

幸せとは、一体どういうものだと皆さんは思いますか？

実は、幸せは長続きしないものです。

例えば、布団上に大の字になって、「あぁ、幸せ〜」と思ったとしても、10分もたてばそのまま寝てしまいます。

寒い日に暖かい湯船に入って、幸せを感じても、30分、１時間と入っていたら、のぼせてしまう事でしょう。

メーテルリンクの幸せの青い鳥は、捕まえたら、いつまでもそこに留まってはくれないものです。

永遠に続く幸せを得ようと思っても、幸せは手に入れた途端、それはいつか儚く消えていきます。

では、どうしたら良いのでしょうか？
それについて、三輪明宏さんは、こんな風に仰いました。

「感謝することを探せばいい」…と。
幸せとは、充足感の事なのです。

充足感を感じた時は、同時に感謝の気持ちを忘れない事です。

感謝すればするほど、充足感は長続きし、いつまでも幸せを感じる事が出来ます。

そして、足りないものに目を向けるのではなくて、感謝する事を探せば、どんな時でも幸せになる事が出来ます。

嫌な事があっても、その中で感謝出来る事を探して、いつでもどこでも感謝する。

すると、誰でも必ず幸せになる事が出来ます。

感謝の力はとても素晴らしいものです。
感謝力を高めて、幸せの青い鳥を自分の中に育てていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。