「感謝と祈り」第243話
「志ネットワーク」青年塾代表、上甲晃さんが、実際にインドのカルカッタでマザーテレサに会い、マザーテレサに質問して答えてもらったエピソードをご紹介します。
当時カルカッタでは人口一千万のうち、200万人が路上生活者だったそうです。
マザーテレサは、シスターと共に、死を目の前にした路上生活者を抱き抱えて、死を待つ家に連れて行き、身体を拭いてあげて、優しい微笑みで見送る活動をされていたのです。
こんなに汚れて、受け入れ難い姿の路上生活者に何故触れるのかと、上甲さんがマザーテレサに聞いた時、即座にこんな風に仰ったそうです。
この人たちは乞食ではありません。
「イエス・キリストです」
それを聞いた時に、上甲さんは自分の人生に衝撃が走ったと言います。
マザーはさらにこうおっしゃいました。
「イエス・キリストは、
この仕事をしているあなたが本物か、
そしてこの仕事をしているあなたが
本気かどうかを確かめるために、
あなたの一番受け入れがたい姿で
あなたの前に現れるのです」
マザーテレサの思いに触れた上甲さんは、自分の意に沿わない人を嫌っていた自分を恥じたと言います。
イエスキリストは、自分を低くして、一番受け入れ難い格好をして、自分の前に現れるのです。
嫌な人、自分が消えて欲しいと願った人達は、もしかしたらイエスキリストの姿を借りて、私たちの心を試すために、わざわざ現れて下さった大事な人なのかもしれません。
マザーテレサの偉大な功績に、改めて敬意を表したいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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