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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2024年7月の記事一覧

「感謝と祈り」第787話

人が人を評価するときには、直接の仕事に加えて、目に見えないプラスアルファの部分に左右されることが多いのではないでしょうか? このプラスアルファこそ、その人の性格や魅力などの要素なのです。 そこで上の人からかわいがられる「体質」があるとすれば、かわいがられるタイプは、愛嬌があってどこか憎めないところがあると、櫻井秀勲(ひでのり)氏はいいます。 そして、更に賢者はこんなふうに述べています。 《愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ》(夏目漱石) パナソ

「感謝と祈り」第786話

皆さんは孤独の予防について、どのように考えていらっしゃいますか? 今は核家族化が進み、昭和の時代のように大家族の家庭は少なく、ご近所付き合いも希薄になっているのが現状です。 また、未婚率も高く、単身者世帯も多くなっており、男性では4人に1人が、女性では6人に1人が生涯独身で過ごす人が存在する…というデータがあります。 そんな中、やはり1人でいることと、孤独との関係は切っても切り離せない関係になっているのではないでしょうか? 友人がおり、良好な関係がちゃんと築けているの

「感謝と祈り」第785話

人と話をしていて、心地よくテンションを上げてくれると、何となくモヤっとしてしまう人がいます。 その違いは、やはり言葉の持つ不思議な力だと思います。 中村天風氏は、どんなに具合の悪い人であっても、前向きで勇気づける言葉を使い、これまで多くの人を助けて来たと言う。 そして、こんな言葉を続けます。 🍀『お互い勇気づける言葉、喜びを与える言葉というような積極的な言葉を使う人が多くなれば、この世は期せずして、 もっともっと美しい平和な世界になる。』 『ほんとうの心の力』PHP研

「感謝と祈り」第784話

一昨日、さだまさし氏の「あいうえお理論」を紹介しましたが、それに付随して、さだ氏と親交の深い大和証券グループ本社名誉顧問の鈴木茂晴氏との対談を紹介したいと思います。 <鈴木> 『無縁坂』は僅か6時間のうちに6曲つくった中の1曲だそうですね。 <さだ> そう。「グレープ」の最後のオリジナルアルバムで、『無縁坂』『縁切寺』『19才』『哀しきマリオネット』『雲にらくがき』『フレディもしくは三教街』、この6曲を一晩で書きました。その日だけは天才的でしたね(笑)。 さだ氏は、この

「感謝と祈り」第783話

【つきのある生き方】とは.…? それについて、舩井幸雄氏はこんな言葉を残しています。 『人間は「つきのある」生き方をしなければなりません。 つきがないのは、本物の生き方をしていないときですから、なにをしてもうまくいきません。 ですからまず、つきをつけて運をよくし、そして心身ともに健康になり、人相がよくなることが、本物の生き方をするための一つ目のポイントです。』 そして、つくためにはどうしたらいいのか船井氏はこのように述べています。 🍀つくためには、長所を伸ばせばい

「感謝と祈り」第781話

「私たちは親を選んで生まれて来た」 これが人生のシナリオであると気づいた時に、人生が輝き始めます。 我々は、何かうまくいかないとき、親のせいにしたり、まわりや環境のせいにしたりします。 しかし、もし仮に、自分が親を選んで生まれてきたのだとしたら、本当は、誰にも文句を言うことはできません。 中には、あんな酷い親なのに、そんな親を自分が選んで生まれたなんて、信じられない人もいるでしょう。 でも、焦らなくてもいいと精神科医の越智啓子さんは仰います。 ゆっくり時間をかけて

「感謝と祈り」第780話

松浦弥太郎氏の心に響く言葉には、人生の中で大切にすべき事として、次の三つの事が掲げられています。 それは次のような事です。 ●《「また会いたい人」に。なろう》 楽しい時を過ごし、別れても、「あぁ。またあの人に会いたいな」と思ってもらえる人を目指しましょう。 そのためには、耳と心を傾けて、相手の話を聞くようにしよう。 ●《おもしろさとは。》 暮らしの中で何よりも大切なものはおもしろさです。 おもしろがるとは、そのものに興味をもって愛を注ぐということです。 愛を注

「感謝と祈り」第779話

江戸時代には寺子屋の教科書として使われた『実語教』というものがあります。 それは、次のように書かれています。 『善を見ては速やかに行え。  悪を見てはたちまち避けよ。  善を修する者は福を蒙る。  たとえば響の音に応ずるが如し。  悪を好む者は禍を招く。  あたかも身に影の随うが如し。』 ………………………………………………… 【現代語訳】にするとこうなります。 人が善い行いをしているのを見たら、すぐに真似しなさい。 人が悪い行いをするのを見たら、すぐにその場を離

「感謝と祈り」第778話

小林正観さんは、この世に『幸も不幸も存在しない』と仰っていました。 そして、『すべての人が指をさして「これが幸せだ」と言えるものが、この世には存在しないのだ」と言う。』 たとえば、Aさんが「幸せだ」と言っても、ほかの人は「幸せではない」と言うかもしれません。 その反対に、どんなに悲惨な状況に置かれていたとしても、本人が「幸せだ」と思えば、それは幸せな状況なのだと思います。 「幸せ」は感じた人にのみ、そこに存在するという構造になっているのかもしれません。 同様に、「不

「感謝と祈り」第777話

浜松医科大学名誉教授、高田明和氏は、味と大脳の味覚中枢の研究を長年続けて来られました。 その結果わかった事は、舌に砂糖、塩、酢、からしなどを混ぜて乗せ、その反応をみると、人によって全く反応が違うという事だったそうです。 同じ素材をおいしいと感じるか、まずいと思うかという味覚は先天的な感覚ではなく、教育、文化、環境などの影響を強く受けるようです。 子供の頃はとてもまずくて食べられなかったものも、大人になると美味しいと感じる食材はいくらでもありますね。 私も子供の時、全く

「感謝と祈り」第776話

「どのような運命に遭遇しても、  善いことを思い、善いことを  実行するような人生を送っていこう」 京セラの元社長だった、若き日の稲盛和夫氏は、この『陰しつ録』に出合い、そのように強く思うようになったという。 しかし、そうは思ってはみたものの、当時の稲盛氏は二十七歳という若さ。 理工系の大学を出て、ファインセラミックスの研究開発を行った技術者でした。 理屈屋で、効率を求めがちな自分が、 「善いことを思い、善いことを実行すれば、人生の結果はよい方向へと変わっていく」とい

「感謝と祈り」第775話

ソニーの元社長で、現役を引退した時に講演された井深大さんのお話を紹介します。 井深さんが社長だった厚木工場には最新鋭の設備が置かれ、海外から大勢の技術者が見学に来られたそうです。 でも、その時に問題になったのは、トイレの落書きだったそうです。 これは大変だと、すぐに工場長に通達を出して、落書きをやめさせるように指導しましたが、中々落書きはなくならなかったそうです。 でも、ある時に、掃除をしているパートの社員が、蒲鉾板に「ここは私の神聖な職場です。落書きをしないで下さい

「感謝と祈り」第774話

【喜神を養いて以って福を召く】 「喜神」とは、喜び楽しむ心であるという。 いくら若者であっても、「喜び楽しむ心」がなければ、たとえ、いい大学に入ったり、名門の会社に就職しても、充実した幸福感は保てないでしょう。 といって、「喜び楽しむ心」は、なかなか、自然に発生しないので、日常生活の中で、いつも、喜び楽しみ、なるべく愉快な心を養うように、工夫することが必要です。 「喜び楽しむ心」が「幸福をまねく」し、疲労感は、幸福感を減少させるでしょう。 『超訳 菜根譚 人生はけっ

「感謝と祈り」第773話

この世には、70億人の人が住んでいます。 その事に関して、松下幸之助さんは、 「神様はえらい事をやってくれたもんや」と感嘆したという。 松下幸之助さんは、皆さんもご存知の通り、小学校しか出ていないとのことです。 しかし、学歴はないが、そのお陰で自分の頭で考える癖がついていたという。 大体人間の顔は八寸で、ついているパーツは皆同じである。(つまり同じようなパーツで出来上がるテレビの画面よりはるかに小さい。) しかし、世界広しといえども、全く同じ顔の人は1人もいませんし