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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2024年3月の記事一覧

「感謝と祈り」第666話

今日は、10歳の子供に向けて行った命の授業の講演の中で、日野原先生が語った言葉を紹介します。 「命はなぜ目に見えないか。それは命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。どうか一度しかない自分の時間、命をどのように使うか、しっかり考えながら生きていってほしい。」 日野原重明(聖路加国際病院理事長) 命とは、自分が持っている時間…だから目には見えない。 でも、目に見えないからこそ、とても貴重なものであり、一度過ぎ去った時間は二度と戻る事はありません。 その大切な命をどう

「感謝と祈り」第665話

世の中に『自信をつける習慣』があるとしたら、皆さんはどんな風にイメージされますか? その習慣をつける効果的な方法として、実業家の斎藤一人さんはこう語っています。 『人生って、与えられた環境でしあわせになるゲームみたいなものだから、相手を変えようとしちゃダメなんです。 ポーカーでもなんでも、配られた手にいちいち文句を言ってたら勝てません。 この世に起きたことは、何でも自分にとって得になるように考えるのが一番。 つまり自分にとって損な事は、絶対に考えたらいけないのです。

「感謝と祈り」第664話

皆さんは、人と人とのご縁をどのように感じているでしょうか? 「縁尋機妙(えんじんきみょう) 多逢聖因(たほうしょういん)」 (宝苑珠林より) という、安岡正篤師が紹介した言葉があります。 「縁尋機妙」とは、良い縁は次から次へと良い縁を結んでくれる。 縁とは誠に不思議なもの、計らざるものではないでしょうか? 「多逢聖因」とは、結果には必ず原因があるという事です。 いい人との出逢い、いい書物との出会い、いい師との出会い、気のいい場所との出会い…それら全てが良い結果を創り

「感謝と祈り」第663話

産婦人科医・医学博士、池川明氏は著書『ぼくが生まれてきたわけ』(KADOKAWA)の中でこう語ります。 『人はなぜ、生まれてくるのでしょうか? これを子どもたちに聞くと、「人の役に立つため」、とりわけ「家族を幸せにするため」という答えが多いと言います。 臨死体験をされた方々の複数の証言によると、死後、閻魔様(えんまさま)の前で聞かれるのは、次の2つのことだと言われます。 1. 陰徳(いんとく)を積んだか?(人知れず、他人の役に立ったか?) 2. 自分の人生を楽しんだ

「感謝と祈り」第662話

運気を上げる為に、大谷翔平選手の恩師で、花巻東高校の野球部の監督の佐々洋さんは、次のような言葉を話されています。 運を上げるには、自分は次の事を大事に次の四つの事を大切にしてきました。 ❶1つは良い言葉です。 ❷2つ目は一緒にいる人です。 親は選べませんが、友人は選べますよね。 自分の意思で誰にでも会いに行って刺激を受けることができるわけです。 ❸3つ目が表情、態度、姿勢、身だしなみです。 2つ目にも通じますが、チャラチャラした格好をしている子はやはりそういう友達と一

「感謝と祈り」第661話

名前は自分を認識してもらい、自分を覚えてもらうための、とても大事な情報なのだと小林正観氏は言います。 運をよくするために、姓名判断の鑑定士に高いお金を払って名前を変える人もいますね。 心機一転の気持ちで、名前を変える気持ちも何となく理解できます。 でもそれが、読めない、難しい漢字だとしたら?? その「難しい漢字」の結果、「好運」や「ツキ」を呼び入れるどころか、逆にどんどん敵を作ってきたかもしれません。 少なくとも「好意的な人」を増やせないと小林氏は言います。 名前

「感謝と祈り」第660話

幸せになるには、悪く言われた事をなるべく忘れて「水に流す事」「相手に勝ちを譲る事」この二点を実行すると殆どの事は、うまくいくと教えてもらいました。 でも、時に立場やプライドが邪魔をして、素直になかなかなれないものです。 誰かに酷い事を言われて、絶対に許すものかと怒り、「絶対に謝らない。むしろ謝るのは相手の方だ」と、思っていても、事態は悪くなるばかりです。 だから、先に手を差し伸べた方が勝ちなのです。 相手を許して、「水に流す」事で、プライドが傷ついたとしても、幸せにな

「感謝と祈り」第659話

私たちにネガティブやマイナスの感情が起きるのは、自分の都合通りになっていない時です。 「苦=自分の都合通りにならないこと」は仏教以前のインド哲学で解明された定義ですが、いつの世にも通じる真理だと思います。 そして、日本では小林正観氏も同じように言っています。 言いかえれば、私たちは自分の都合通りになってさえいれば幸せで、不幸を感じるのは自分の都合通りになっていないから、ということになります。 ですから、自分に都合(願い)がある限り、幸も不幸もあるのは仕方のない事かもし

「感謝と祈り」第658話

一般的に「自分磨き」と言うと、皆さんはどういう事を思い浮かべますか? 勉強をしたり、外見をきれいにしたり、なにか新しいことを始めるとか、そういうイメージが一般的だと思います。 確かにそれらも、素晴らしい自分磨きの一つですが、斎藤一人さんは、もっと大切な事があると仰っています、 それは何かと言うと、一番の自分磨きは「上気元でいること」なんだそうです。 (上気元というのは、一人さんの造語かも) 1秒でも、機嫌よくいられる時間を延ばす事が、究極の自分磨きであり、それが十分で

「感謝と祈り」第657話

《人は忙しい中にも 静かにくつろぐような心を持たなくてはならないし、苦しみの中にあっても、 そこに楽しみを見出す工夫をしなければならない。》 佐藤一斎・(儒学者 )氏の言葉です。 大きい仕事を成そうという人は、大変忙しいものです。 そこまでいかない凡人の私たちもやることはたくさんあって、日々物事に追いかけられます。 だがその中にあっても、くつろぐ時間をつくって本をじっくり読んだり、人と会って楽しく話をしたりする事が、人生に輝きをもたらしてくれるように思います。 そうし

「感謝と祈り」第656話

人は決意をすると、大きなパワーを生み出します。 それが「我」だと言われています。 欲と言ってもいいかもしれません。 もっと良くなりたい.…、もっと成長したいと思う気持ちの元になるので、それはそれで悪いものでないと思います。 しかし、「我」というのは本能のままの欲なのです。 そこで自分の強い想いを「個性」という言葉で言い換えてみると良いと、藤木相元氏はいいます。 これによって、脳は「明」に切り替わるからです。 「我」は「暗」 であり、「個性」は「明」ですね。 「明

「感謝と祈り」第655話

ファッションデザイナーの鳥居ユキさんは、幸せの種を見つけるのがとても得意だそうです。 例えば、「庭のテラスに薔薇の花が一輪咲いた。」とか、「朝入れたコーヒーがとても美味しかった。」など、一日に一つ自分だけの幸せを見つけるのが習慣になっているそうです。 そんな風に、どんな状況からでも幸せの種を見つけられる人は、いつでも明るく前向きでいられますね。 幸せは、努力や苦労や我慢を重ねた先にやっと手に入る、特別なご褒美だけでなく、もっと身近で、軽やかで、シンプルなことなのかもしれ

「感謝と祈り」第654話

「うばい合えばたらぬ わけ合えばあまる」 という相田みつを氏の言葉があります。 利己的な人だけが集まり、利己的な行動の限りをつくすと、そのグループは自滅するでしょう。 うばい合えば足りぬ、と殺伐(さつばつ)として、最後はお互いに傷つけあうことになるからです。 子どものうちは、他者の視点に立つことが苦手で、自己中心性が強いかもしれません。 幼児性が残っている、人として未発達の段階では仕方ない事かもしれません。 幼児性が強い人は、自分の思い通りにならないと、拗ねたり、他

「感謝と祈り」第653話

心理学の古い理論に、「カタルシス理論」というものがあるそうです。 心の中に不満や鬱憤が溜まってしまったら、それを外に吐き出したほうがスッキリする、という理論です。 しかし、不満を溜めこまず、外に吐き出せばラクになるというのは、まったく効果がないことがわかっています。 カタルシス理論に基づいて、イライラしたときには、モノを殴ればスッキリするはずだと考えたアイオワ州立大学のブラッド・ブッシュマンが、悪口を言われた人に、パンチング・バッグ(サンドバッグみたいなもの)を殴らせて