【マイクラ】おすすめの軽量化MOD | 1.21.1対応最新版
「最新版のマイクラが重い!!!!!」
そんなJava版マインクラフターに、おすすめの軽量化MOD達を授けましょう。
正直、「軽量化MODはここで紹介するもの以外は入れる必要ない」と言って良いです!(1.21以降なら)
すべてバージョン1.21.1に対応しているもので、対応MODローダーは「Fabric」がメイン。実際の効果もすべて確認済み。
効果検証の詳細は以下にまとめています。気になる方はどうぞ。
ちなみに、MODの導入には「Modrinth App」や「Prism Launcher」などの外部ランチャーを使うことをおすすめします。(使い方はいつか記事にする予定)
クライアント側
主に描画が軽くなるMODです。
クライアント側なので、シングルプレイ、マルチプレイ両方で効果があります。
Sodium
描画全体の軽量化。
軽量化のド定番です。圧倒的に軽くなるので、必ず入れましょう。
また、追加MODもいくつかあります。↓
Sodium Extra
各パーティクルの無効化、霧の無効化、FPS表示などの設定項目が追加されます。
たまに勘違いされますが、入れるだけで軽くなるMODではないです。Reese's Sodium Options
設定画面のレイアウトが見やすくなります。上のSodium Extraと一緒に入れることを推奨。Sodium Shadowy Path Blocks
Sodiumを入れると道ブロックの見た目が変わってしまうのですが、それをバニラのものに戻します。
Embeddium
SodiumのForge・NeoForge対応版(開発者さんは別の方)。
Forge・NeoForgeのMODで遊びたいならこっち。
Sodium Extraの対応版として、Embeddium (Rubidium) Extraもあります。
Reese's Sodium Optionsは本体に取り込まれているようです。
ちなみに、本家Sodiumも0.6.0 betaでNeoForgeに対応していますが、現時点では他MODとの互換性が高いEmbeddiumの方がおすすめです。
また、RubidiumというMODが元になっていて、こちらは開発が止まっているので非推奨です。
Iris Shaders
Sodiumと併用することでシェーダー(俗に言う影MOD)が入れられる…のですが、実は軽量化の効果もあります。
具体的には、モブなどのエンティティ、チェストやベッドなどのブロックエンティティ、ビーコンのビームの描画が軽くなります(シェーダーがオフの状態でも)。
Oculus
IrisのForge・NeoForge対応版(開発者さんは別の方)。
ただし、1.20.1で更新が止まっているので注意。
また、本家Irisが1.8.0 betaでNeoForgeに対応したため、1.21以降であればIrisをおすすめします。
Nvidium
Sodiumの追加MODで、NVIDIA GTX 16シリーズ以降のGPUでさらに描画が軽くなり、一度描画したチャンクが描画距離外に行っても保持されるようになります。
描画距離が長いほど効果が高く、ワールドの読み込みも爆速になります。
ただし、要求スペックが高めなので、ゲーミングPCじゃないと使えない場合が多いかも…。
また、Irisシェーダーとの併用はできないので注意(シェーダーがオンになると無効になる)。
なお、現時点ではSodium 0.6.0 betaとの互換性がないので、Sodium 0.5.xと組み合わせる必要があります。
Acedium
→ Releases · ferriarnus/acedium · GitHub
NvidiumのForge・NeoForge対応版。
Embeddiumと組み合わせて使います。
Entity Culling
ブロックに遮られて見えない位置にあるブロックエンティティ(チェストやベッドなどのこと)や、エンティティの描画をスキップしてくれます。
ちなみに、この「見えないものを描画しない機能」をCulling(カリング)と呼びます。
Sodiumにもエンティティのカリング機能は実装されているのですが、そちらは「プレイヤーの正面にはあるが視界に映っていないもの」だけをカリングするらしいので、こちらの方が効果が高いです。
シェーダー使用時や、ブロックエンティティの多い工業MODなんかで遊んでいるとさらに効果が出やすいです。
ImmediatelyFast
エンティティやブロックエンティティ、GUI、看板の文字などの描画が軽くなります。
一部の効果がIrisと被っていますが、併用した場合も少し軽くなります。
ちなみに、自分の環境ではなぜかチェストの描画だけFPSが少し下がってしまいました(他は効果あり)。MODのページにCPUがボトルネックになっている場合に効果が出るとあるので、それが関係してそうです。
Enhanced Block Entities
ブロックエンティティの描画が軽くなります。
具体的には、チェスト、エンダーチェスト、看板、ベッド、ベル、シュルカーボックスの7種類。
Sodium 0.5.x以前と併用する場合は、Indiumも一緒に入れる必要があるので注意。
ちなみに、Better BedsというMODもベッドの描画が軽くなるのですが、見た目が少し違うだけで軽量化の効果はほぼ同じです。
また、Fast ChestというMODでもチェストの描画が軽くなるのですが、チェストを開けるアニメーションがなくなってしまうため非推奨です。
Dynamic FPS
一定時間操作していないときや、マイクラがバックグラウンドに行ったときにフレームレートが自動的に下がるようになります(設定で音量も下げれます)。
軽量化MODというよりは便利MODに近いですが、トラップの放置時やブラウザを触りたいときなどにPCの負荷が減っておすすめです。
ちなみに、最新バージョン1.21.2で放置時にFPSを下げる設定が実装されましたが、こちらはFPSを0まで下げれるのでまだまだ現役です。
More Culling
竹やコーラスプラント、足場などの一部ブロックや、額縁に入ったアイテム、看板の文字、ビーコンのビーム、描画優先時の葉っぱブロック(オプション)などの細かいカリングがされます。
機能の詳細はこちら。
ただし、葉っぱブロックのカリングに関しては次のMODの方がおすすめです(葉っぱのカリングモードを「デフォルト」にすれば併用可能)。
Sodium Leaf Culling
Sodium 0.6の追加MODで、描画優先時の葉っぱブロックがカリングされます。
具体的には、内側にある葉っぱブロックが処理優先時のように描画されるようになります。また、モードを「Hollow」にすることで純粋なカリングのみにすることも可能(軽さはほぼ変わらない)。
ちなみに類似MODとして、Cull LeavesやCull Less Leavesがありますが、前者は非常に見た目が悪く、後者はまだマシですがこのMODの方が軽いです。
Particle Core
パーティクルのカリングがされます。また、設定で特定パーティクルの量を減らせるようになります。
ただ、ブロック越しにあるパーティクルはカリングしないようで、視野外にあるパーティクルをカリングしてくれるみたいです。
VulkanMod
Sodiumの対抗馬。グラフィックスAPIをOpenGLからVulkanに置き換えることで、Sodium以上に描画が軽くなります。
ただし、他のMODとの競合が多いです。
SodiumやIris、Nvidiumはもちろん、前述したImmediatlyFastやEnhanced Block Entitiesなどとも一緒に使えません。
互換性のないMODのリストはこちら。ただ、0.5.0でFabric Rendering APIが実装されたらしいので、一緒に使えるMODは増えてそうです。
Sodiumでも重い場合は良いと思いますが、Vulkan APIをサポートしていないような古いGPUでは動かないので注意。
個人的には、安定性や互換性も高いSodiumをおすすめします。
まだまだ発展途上なので、今後に期待ということで載せました。
サーバー側
主にワールドの処理が軽くなるMODです。
サーバー側のMODなので、シングルプレイでのみ効果があります。
Lithium
Sodiumと並ぶ定番。モブの動きや回路など様々な処理が軽くなります。
バニラの挙動を一切変更しないポリシーなので変なデメリットもないです。
大抵のものが軽くなるので、軽量化したいなら絶対に入れましょう。
機能の詳細はこちら。
Canary
LithiumのForge対応版。現在は1.20.4まで対応しているようです。
Radium
同じくLithiumのForge対応版。こちらは現在1.21.1まで対応しています。
Clumps
近くの経験値オーブがまとまるようになります。
モブトラップなど、大量の経験値が出る場面でかなり効果的。
Get It Together, Drops!
近くにドロップしたアイテム同士はまとめられるのですが、そのまとめられる距離がバニラの0.5ブロックから2.0ブロックに伸びます(設定で変更可能)。
モブトラップや整地など、大量のアイテムが出る場面で効果的。
Alternate Current
レッドストーンダストの更新処理が軽くなります。また、座標依存の更新順序が修正されるようです。
おそらく座標依存が修正されること以外はバニラと同じ動作をするはず?
Concurrent Chunk Management Engine (通称: C2ME)
ワールド生成が並列化され、メモリ割り当てに応じて描画距離も伸びるようになります。
CPUのコアをすべて使ってくれるので、コア数が多いほどワールド生成が爆速になります。
ただ、性能を使い切る分負荷は増えるので、軽量化というより高速化です。
また、CPUの性能が低いと逆に遅くなるので注意(個人的には8コア以上を推奨)。
それと、まだアルファ版なので安定性は高くないかも?
ScalableLux
明るさレベルの更新処理が軽くなり、チャンクの読み込みやワールド生成が少し速くなります。
1.20.4までにあったStarlightの1.21対応版です。
元のStarlightは1.20で明るさの更新処理が軽くなったため開発が終了しています。Starlightの開発者いわく、それでも一応2倍ほど軽くはなるそうですが、元のバニラですでに軽いので効果は小さいとか(出典)。
とはいえ2倍なので、低スペックなPCほど恩恵は大きいです。
クライアント・サーバー両側
その他のMODです。
クライアントとサーバーの両方に効果があるので、シングルプレイで最も効果が高く、マルチプレイでも効果があります。
FerriteCore
メモリ使用量が削減されます。
メモリ不足の場合は、FPSが上がることもあります。
大量のメモリが必要なMODパックでよく重宝されます。
機能の詳細はこちら。
ModernFix
メモリ使用量の削減とバグの修正。
上のFerriteCoreと併用可能。
機能の詳細はこちら。
他の軽量化方法
MOD以外で軽量化する方法です。こちらも一度確認してみてください。
ビデオ設定の変更
ゲーム内の設定から「ビデオ設定」を開き、設定を以下のように変えると軽くなります。好みに応じて調節してください。
グラフィックス:処理優先
全体の描画品質。描画距離:(なるべく低く)
描画される距離(チャンク単位)。最も影響の高い設定です。演算距離:(なるべく低く)
作物の成長やモブの移動・スポーンなどゲームの処理がされる距離(チャンク単位)。スムースライティング:オフ
オンにすると、ブロックの明るさの差が滑らかに描画されます。垂直同期:オフ
フレームレートとモニターのリフレッシュレートを同期させる機能です。オンにすると、描画遅延が増えるほか、FPSが下がったときにスタッタリングが発生する可能性があります。雲の表示:オフ
パーティクルの表示:最小
エンティティの影:オフ
メモリ割り当ての変更
JVM引数をいじってマイクラのメモリ割り当てを上げます。全体的に軽くなるのでおすすめです。
手順は以下。ただし、実装メモリが8GB以上ない場合は、逆に不安定になる可能性があるので注意。
Minecraft Launcherを開く
上部の「起動構成」をクリック
起動構成にカーソルを合わせ、「⋯」マークをクリック
「編集」を選択
「その他のオプション」をクリック
「JVMの引数」にある「-Xmx◯」という部分を「-Xms4G -Xmx4G」に変更(4GBを割り当てる場合)
PCの実装メモリが多ければ、「4G」の数字部分を変えてそれ以上割り当てても大丈夫です。
ただし、空いているメモリ量を超えて割り当てると、マイクラがクラッシュしてしまうので注意。
新しいPCを買う
これでも快適に遊べないのであれば、悲しいですがそのPCは諦めてください⋯。
もっと高スペックなPCを買いましょう。
実際どのくらい軽くなるの?
冒頭にも書きましたが、それぞれのMODでどのくらい軽くなるのかを検証して、以下の記事にまとめています。
かなり詳細に検証したので、ぜひ見てみてください。
もっと軽量化MODないの?
あるにはありますが、効果が局所的だったり、デメリットが大きいといったものばかりです。もしくは旧バージョンでしか効果のないもの。
以下の記事にまとめているので、興味があれば見てみてください。
あとがき
軽量化MODを調べるととても多かったので、選別するのがかなり大変でした。
この記事を書き始めたのが8月17日らしいので、2ヶ月以上掛かったことになります。体調が悪かったり、モチベーションもなかなか続かずでこれだけ掛かってしまいました⋯。
また、結果的に記事には書かなかったMODの検証もいくつかしています。
「MOD量多くてやんなっちゃう。」
また、この間にMore Cullingのバグ報告もしてました。NeoForge対応のタイミングとちょうど合致したようで、とても迅速に対応していただけました。
ちなみに、直近ではNoisiumにもIssueを提出してます。実際にバグなのかはまだ分からないですが。
それと、やはり2ヶ月も経ったということで、最初は1.21が最新版だったのが、今や1.21.3まで上がっていました。
9月くらいから1.21.1で検証を始めていたのですが、つい先日に1.21.2、1.21.3とリリースされてしまい、このせいで「最新版(最新バージョン対応とは言ってない)」みたいな記事になってしまいました。ちょっと悔しい。
最後に
というわけで、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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