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大学の友人のこと。

思い出の写真

3月のアメリカンなケーキを作る会で作ったレッドベルベットケーキとキャロットケーキ。
レッドベルベットケーキはビーツを入れて作るので赤くなります。

google photo整理

gmailが80パーセント使ってるということで、整理していたけど、よく確認するとgoogle photoのデータがかなりを占めていることが分かったので、先ほどgoogle photoを整理していた。
といっても、見ていると時々息子の写真が出てきて、心が痛むので、全然捗らない。結局この1年分くらいをざーっとチェックして、メルカリで売れたのでもう必要ない写真などを削除した。そもそもスマホの写真が全部google photoにバックアップされているとは知らなかった。別にバックアップしてなくてもいい気もする。

今日はぐだぐだ

今日は昼までゴロゴロしていた。夢を結構ギリギリまで見ていた。夢かうつつかの状態で起き出して、日曜日のルーティンになりつつある野菜スープ作り。今日は生姜も入れてみた。生姜とニンニクを細かく切って炒めて、その後フードプロセッサでみじん切りにした玉ねぎ、ニンニク、トマト、セロリ、それから大きめに切ったナス、冷凍きのこいろいろ、母の手作りパスタ(コインのような形)を入れた。冷凍のトマトがあることに気づいて後から皮を剥いた冷凍トマトも入れた。塩胡椒、ミックスペッパー(マスタードシード、コリアンダー、パプリカなどいろいろ入ってる、いとこのTrader Joe's土産を再現したもの)を入れて味を整えて出来上がり。日曜の夜はこれをパスタにして食べて、平日はお弁当に持っていくスープになる。

Trader Joe'sの思い出と彼女のこと

Trader Joe'sと言えば、大学時代に仲良くしていた友人がアメリカに住んでいた時、私たち家族で遊びに行った時に泊めてもらった。子供は10ヶ月だったと思う。彼女にも旦那さんと赤ちゃんがいて、「私たちも最初は一人暮らしだったのに、家族が増えたよねえ」と笑ったのだった。その時Trader Joe'sに連れて行ってもらい、アメリカにはこんなに楽しいスーパーがあるのかと感動したのがいい思い出だ。

彼女は気の強いところがあり、そんな彼女が苦手に感じることもあった。弟と妹がいる彼女は私にもいちいちマウントをとり、命令して、指揮下に置こうとしている感じがしていた。でも、地方出身で一人暮らし、料理することや生活全般が好きというところで通じ合っていたから、一緒にベーグルを作ったり、たくさんのイチゴを買って分けあったり、美味しそうな鰤のカマを買ってきてオーブンで焼いて食べたりしていた。近くに住んでいるのに、わざわざ文通をしていたのも楽しい思い出だ。文通は大学を卒業してからもずっと続いていた。なんだかんだ気の合うところがあったのだろう。

彼女のことが嫌だと思ったことは多々ある。彼女が同じサークルの子たちを指して、「あの子たちはきれいになったのよね。本気の恋愛をしているもの」と(やや気取って)言ったときは、『私は本気の恋愛をしていないってこと?』と嫌な気持ちになったものだ。

その他にも、子供が生まれたことを伝えた時も「やむやむを取られる気がして寂しい」「なかなか信じられない」とfacebookメッセージで言われて、『私が彼女より先に子供ができたことを内心悔しいと思っているのかもしれない。なかなかそれを認められないのも、悔しいからに違いない。私は夜も寝られず育児をがんばってるのに、認めないとはなんて偉そうなんだ』と思ったし、怒りに任せて実際そう言ったこともある。彼女は「認めてないわけじゃない」と言った。

そんな彼女の結婚式のスピーチを頼まれたときは結構驚いた。そこまで私のことを好いていたのかと。スピーチを頼むということは親友と思ってくれていたのかもしれない。私はスピーチ原稿を(大学時代に習っていた言語の詩を入れて)作り、役を勤めた。

なんとなく自分の上に立とうとする、長女らしい気質の彼女だった。実際私は彼女よりも劣っている自覚もあった。大柄で可愛くもなく、のんびり勉強していた私と違い、彼女は小柄で可愛らしく、モテたし、1年で修士の資格を取れるコースに行くなど、しっかりしていた。大学生のときの彼氏と結局長い恋愛の果てに結婚したのも、しっかり者の彼女らしい。(彼氏は今兼業主夫として、バリバリ働く彼女を支えている。)

そんな彼女も今は東京で3児の母になり、私は地元に帰り、離婚してひとりに戻った。彼女からは折に触れ、短い絵葉書が届く。純粋に私のことを気にしてくれているのだと思う。私はそのたびにこんな状態の私は彼女に見られなくないし、絶対知られたくないと思う。だから、そっと隠すようにその絵葉書をしまう。離婚したことは一言、葉書で伝えたけど、結局のところ、なにがあったのか彼女には伝えてないし、当然会ってもいない。

人の上に立とうとして、プライドが高い長女気質なのは、実は彼女だけじゃなく、私もそうなのだと気づいた。振り返れば、大学時代にも辛い時代はあったけれど、あのときの私は輝いていた。同級生にはいつかなにかの機会に会うとしても、あの輝いていた時代の私にだけは、今の私の様子を知られたくないと思う。私のように病気で人生も、見た目も、人間関係もぐちゃくちゃになってしまったことのある人にしか、結局気持ちはわからないんじゃないかと思う。

今日は何故かちょっと悲しいnoteになってしまった。自信を取り戻さなきゃ。


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